kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

「校則」で「拘束」。その発想が「梗塞」だって話だよ

 
 
ネットで調べものをしてたら、偶然、学校校則の話題にぶちあたりました。
あたしの中学・高校時代もくっだらない校則が生徒手帳にびっしり書かれていたなあなんて、ちょいと懐かしくなりましてね。中身はほぼ覚えちゃいないけどさ。それであれこれ見てみるとおかしな校則があるわあるわで、ビックリです。これはみなさんにも教えてあげなきゃならないという強い使命感が生まれました。そんなこと思ってもいないし、期待してないなどとおっしゃらずに、迷惑がらないでおつきあいくださいね。
 
あたしは中学時代は髪型で苦労しました。前髪は目の上とか、横は耳にかからないようにとか…。うっせーちゅーの!と思いながらも、色気づいた思春期の男どもは、みんな工夫しておしゃれヘアを競っていました。どんな髪型にしようと個人の勝手なのにね。
 
高校は校則がなかったわけではありませんが、髪型も服装も自由だったので、とくに気にせず過ごせましたが、半年もしないうちに制服がないとかえって不自由ということに気づかされました。毎日同じ服を着て通学して「あいつは貧乏人の小せがれだ」なんて後ろ指をさされるのもしゃくに触るでしょ。かといって新しい服をそうそう買ってはもらえませんし…。考えた末に、新聞配達をして必ず返すという約束で親に学ランを買ってもらいました。
当時は短ランにボンタンもしくはドカン。ウエスト1メートルの制服のズボンをほっそいベルトで締めて腰で履くスタイルが大流行り。髪型はオールバックのパンチパーマかリーゼント。額には青々とした剃り込みがくっきり…。そんな時代でした。
ブームとはいえ、今思えばお恥ずかしい限りです。
 

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ホントこんな感じ。服装が自由な学校だからできたんです。カッコつけたくてやってただけなんです。まじめな生徒がちょっとビビるのがうれしくて意気がってただけなんです。あたしのばやい。

ですが、校則が厳しい他校の生徒は、さまざまな理由からそれでもツッパリをやっていたんですから、筋金入り。ホンモノの不良です。毎日のように教師と戦いながら己を貫くという気概や根性がありました。停学も退学も覚悟の上でした。そんなヤツらと目が合ったら決してそらしてはいけないというのがツッパりの初歩。イヤでもガンを飛ばさなきゃならない厳しい青春です。おかげで何度もケンカに巻き込まれ、痛い思いもたくさんしました。あたしゃ弱いから…。でもたいていは誰かが止めてくれたり、パトカーの音に救われたりで、どうにか生き延びてきたのね。そうそう、あとから仲良くなったヤツもいたんですよ。意外なくらいホントは気のいいヤツらばかり。まぁ、その話はまたの機会にしときましょう。年寄りの昔話は長くなるから。

 
あたしが中学・高校生だった時代はもう30年以上も前。その頃でさえ、いやそれ以前から校則は「まじめな子だけが守るもの」的な状態だったと思うんですけど、違う?
そもそも法的拘束力も怪しいのに、それでも嫌がらせのように子供たちを押さえつけようとするのは、大人のエゴ。服装や髪型など細部にわたって基準をつくり、ロボットのような青少年を生産しようとしているくせに、個性を伸ばすと言ってはばからない。その厚顔さが腹立たしいです。そう思いませんか?
 
校則が要らないとはいいません。
「盗(と)るな」「壊(こわ)すな」「欺(あざむ)くな」
くらいで十分じゃないかなって思っているだけなんです。
 
以下に紹介するのは全国の中学・高校に実際に「ある」もしくは「あった」ヘンテコな校則の一部です。笑っちゃうやら腹が立つやら、何がどうなってこんなことになったんでしょう。誰が作ったのかは不明ですが、人間の程度が知れちゃいます。情けない…。
 

 正しい通学の仕方

▶︎通学時は男子は奇数車両、女子は偶数車両とする

 ※しょっぱなからばかばかしい校則です。男女7歳にして席を同じゅうせず的な感覚でしょうか? そんなに男女別々にしたいんなら、クラスも男子組と女子組しちゃいなさい。

▶︎男子はスポーツタイプの自転車に乗り、荷物は後ろにくくりつけることにする

 (ママチャリもダメ)

 ※そこまでいうならチャリンコ代は学校持ちですよね、校長。電動アシスト付きもいいですか? 荷物は後ろにくくりつけることにするって、声高に宣言されもねぇ…。最後にわざわざカッコでくくって(ママチャリもダメ)って……笑えるわ。家族でお荷物の中1の妹を荷台にくくりつけて通学しま〜す!

 

▶︎通学時は2列以下の横隊歩行し、道の右側を歩くこと

 ※2列でも他の人の邪魔になるんちゃう? 広い歩道があるのかな? あれっ?道を歩くってなってるわ。車道で横隊2列歩行は危険すぎます。通学も命がけ?

 

▶︎登校時は指定の黄色いヘルメット使用
 ※うんうん。横隊2列歩行で道路を歩くからには、危険がいっぱい。いっそのこと体にもヨロイをつけたらどうですか? カバンも鉄製にして盾にするとか。やるからには徹底しなさい。ところで、指定ヘルメット買う余裕がないので、白地に安全第一って書いてある父ちゃんが仕事で使ってるヘルメットでもいいですか?
 
▶︎登下校中、流氷にのってはいけない
 ※地域色豊かな校則ですね。過去に流氷に乗ったまま行方不明になった子供でもいたんでしょうか。校則にして注意喚起しなくても、地元の人はみんな知ってますよ。流氷の危険性を。校則じゃなくて観光案内なら理解できますが…。
 
▶︎病原菌保菌者は登下校してはいけない
 ※この間、教頭先生がこっそり水虫チンキをつけていたのを目撃しました。病原菌保菌者ですよ。学校に来させないでね!
 

 正しい身だしなみ

▶︎男子は学校内では必ずヘルメットをかぶること
 ※いつからかは知りませんが、学校もずいぶんと危険になったものです。ヨロイもつけさせてね。
 
▶︎一度登録した髪型は、卒業時まで変えてはならない
 ※オレ、校則よく確認しないでさ、冗談のつもりで三つ編みで登録しちゃったんだよぉっ。3年間この髪型なのぉ〜!? 冗談だよ、冗談だったんだよぉっ! 弁髪の方がまだよかった〜! あわれこの男子生徒は3年間三つ編みで過ごしましたとさ。ってか。

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▶︎靴下は金か銀以外ならいい
 ※お前が落としたのはこの金の靴下か? いいえ。 ではこちらの銀の靴下か? いいえ。正直なお前には両方とも上げようって、神様にでも会わなけりゃ金の靴下も銀の靴下も手に入らないと思うけど…。
 
▶︎スカートは揚げない(膝上5cm以上はだめ)
 ※こったら学校に通えるかっ! 男子生徒はさぞ嘆き悲しんだことでしょう。
 
▶︎女子生徒は原則として、通学鞄に最低一つはぬいぐるみをつける事
 ※先生〜、わたしのぬいぐるみ、おばあちゃんの形見で1メートルもあるプーさんなんですけど、これしかないんです。通学するだけですごく疲れるんです。どうしたらいいですか?
 
▶︎鞄にウサギなどをつけない
 ※文章がおかしいですよね。ウサギって一般的には生きている動物のあのウサギでしょ。だれかカバンにつけてきた子がいたの? などって書いてるけど何をつけて来たの? カバンに。どうやって。
 
▶︎男子生徒の髪の染色、脱色は良しとする
 ※一見いい校則に思えますが、性差別ですね。なんだかなぁ。
 
▶︎女子は靴下をのり付けすること
 ※靴下をのり付けって…。一般的なんでしょうか? あたしの家では未だやったことありません。オフクロもカミさんも。この校則を考えた人の家庭はそうだったのかな。シャツもパンツも靴下も全部のり付け? バリバリの服を着せられていたのでしょうか? それにしてもまた性差別だよ。
 
▶︎スリッパは必ず着用のこと。ただし女子のみ
 ※こちらも女性差別。なぜ女子だけスリッパなの? 理由が知りたいわ。
 
▶︎スカートのひだは24本。26本は不可
 ※あたしセーラー服のスカートのひだを数えたことがありません。教師は違反者がいないか一本一本数えるんでしょうか。大変だね。
 
▶︎学校のトレーニングウェアは許可がない限り、L以上のサイズは着てはいけない
 ※許可くださ〜い。
 
▶︎キーホルダーは握りこぶしまでの大きさとする
 ※誰の握りこぶしが基準ですか? ジャイアント馬場さんの?
 
▶︎指定の革カバンのほか、風呂敷包み以外の携帯は禁ず
 ※風呂敷ってのは意外に便利なんですってね。いっそのこと風呂敷を指定カバンにしちゃいなさい。
 
▶︎アクセサリーは禁止。ただしブローチは可
 ※ブローチにいい思い出がある方がつくった校則でしょ。そうに決まってるわ。男子も胸にブローチつけてたりして…。

▶︎天然パーマはそれを証明できる写真を届ける
 ※現代はパソコンなどのソフトウエアで髪型を天パに変えることなどお安いご用よ。いいなぁ、今の若い人は。たぶん古い校則ですね。違うかな。
 
▶︎服装違反の者は、半年間教頭と交換日記
 ※これはおもしろいわ。違反者が100人になったら毎日100人の生徒と交換日記しなきゃなんないのよ。転勤したての教頭先生はさぞ驚いたでしょうね。教頭先生も大変。
 

 正しい授業の受け方

▶︎先生が教室に入ってくる時は、拍手で迎えなければならない
 ※これは実践してもいいかなって思いました。盛大な拍手で迎えられた先生は期待に応えて爆笑必死の授業を展開。記憶に残る名授業になるから生徒の学力アップも期待大です。中学時代におもしろい先生がいて、その方の授業は今でもよく覚えています。いい先生だったなぁ…。
 
▶︎授業中のくしゃみは3回まで。それ以上出る者は保健室で休む
 ※優しい配慮ですね。あたしだったら鼻の穴にこよりを入れてわざとクシャミして保健室行きを狙います。みんなもそうじゃない?
 
▶︎教室での私語は授業中、休み時間問わず禁止
 ※この学校はほぼ無言です。聞こえるのは教師の声とため息ばかり。想像すると不気味です。子供たちは基本的に私語しかしません。大人もそうですけど。百歩譲って授業中は認めるとしても休み時間もってどういうことよ。あたしが親だったら怒鳴り込んでますね。このバカ学校に。
 
▶︎授業中ヘラヘラしてはいけないが、大声で笑うのはいい
 ※意味がわかりません。ナニコレ。
 
▶︎教師は教師らしく授業中ふざけない
 ※こんなヘンテコな校則でしばるから教師もおかしな犯罪に走っちゃうんだよ。靴にカメラつけてスカートの中を盗撮したり、中学生の女の子といかがわしい行為をしたり。ストレス溜まりそうな学校だね。
 
▶︎携帯は、学校にもってきていいが、授業中は捨てなさい
 ※なにが「授業中は捨てなさい」だ。ずいぶん偉い物言いだな。お前らにそんな権限はねぇんだよ。そんな気持ちや考え方を捨てなさい! バカタレ! 

 正しい学校内の過ごし方

▶︎休み時間はトイレに行ったりする

 ※どうでもいいけどダメな文章だね。行ったりって何さ? 他にも何かあるぞとにおわせておいてそれを書かないのは卑怯です。本来「〜たり」という言葉はそれと同類のことが他にもあることを暗示する副助詞的用法として、使用するものです。校則なんだからその他も具体的に明示しないといけないでしょ。トイレに行ったり隣のクラスに殴り込みに行ったりするって書くのが正しいんです。

 

▶︎マンガを持ってきてはいけないが、担任に貸す場合は認める
 ※担任は生徒が買ったマンガをただで見られます。有料にしなさい。それがイヤなら担任が買ったマンガを生徒に無料で貸し出しなさい。たとえそれがエッチなマンガでも。そういう付き合いを通してこそ本当の人間関係や信頼感が生まれるんです。P.S. エッチなマンガはあたしにも貸してください。もちろん無料で。
 
▶︎先生に対しては先生と呼ばなくてはいけない
 ※いったい何と呼ばれたことがあるんでしょう。この規則をつくった人は。センコーかな。それとも名字やあだ名だったのかな。名前を呼び捨てされたんでしょうか? 子供たちは自身が認めていればちゃんと「先生」と呼びます。まず先生が本当の先生になることを心がけるべきです。以上。
 
▶︎目的もないのに廊下を歩かない
 ※じゃぁ走ろ。こんな校則がホントにあるんですね。信じたくないけど。
 
▶︎液晶テレビは持ってこない
 ※古い観音開きのブラウン管タイプのテレビを持っていきま〜す!
 
▶︎校長に挨拶する
 ※挨拶は当然ですが、校長だけでいいんですか?
▶︎休み時間には男女関係無く仲良く遊ぶ
 ※誰と遊ぼうと勝手だろうが。ったく、こうるさいわね!
 
▶︎廊下で走っている生徒を見た時は用事が無い時以外は近くに居る教師に報告する事
 ※先生〜! タカシ君が廊下走ってたので急いで知らせにきました。ハァハァハァハァ。
 
▶︎廊下を走っている時に、他の人に見つかり「反省」を示された場合、
 その場で正座し60数えること
 ※こういうおもしろいのは好き。まさか本気じゃないよね。
 
▶︎立礼は上体を30度、会釈は15度だけ傾けて行う
 ※礼をしている生徒のところへ飛んでいって、分度器かなんかで測るの? ヒマなのね。
 
▶︎校内に勝手に草や木を植えないこと。ただし除草作業はよし
 ※これもおかしな文章だね。校内って校舎の中も含まれるでしょ。誰か草や木を植えたの? 除草作業はよしって、ずるい考えだね。
 
▶︎授業中の小便・大便・嘔吐・出血はなるべく避ける
 ※生理現象だからね。やむを得ない場合もありますから。あたしも中学の頃はよく鼻血を出したもんです。なるべくでいいならわざわざ校則にするなよ。
 
▶︎学校では2階から飛び降りてはいけない
 ※家の2階からならいいのね。
▶︎同じく、3階から飛び降りてはいけない
 ※だから家の3階からはいいわけ?
▶︎同じく、屋上から飛び降りては危険である
 ※だ〜か〜ら〜。

▶︎学校内で出前をとってはいけない
 ※最近は出前授業なんてのもあるけど、それも禁止してくれよな。
 
▶︎学校内で歌謡曲を歌ってはいけない。修学旅行では民謡以外歌ってはいけない
 ※嫌がらせ以外のナニモノでもありません。理由を聞いても誰もわからないでしょうね。はぁ…。
 

 正しい生活の仕方

▶︎バレンタインのチョコは毒が入っている危険性があるので食べてはいけない
 ※この校則をつくった誰かが中学生の頃被害に遭ったんだね。下剤が仕込まれたチョコもらって。それがトラウマになってこんな悲しい校則が誕生したのね。うう、かわいそ。それ以外理由が思いつかないわ。
 
▶︎なるべく標準語で話す。父母の苦労を思い無駄遣いをしない。
 日記、小遣い帳をつくる
 ※あたし、こういうのが一番嫌い。うっさいだけだわ。おめーに言われる筋合いはないってーの!
 
▶︎ボーリングは日祝日の10時~17時の間とする
 ただし、1日2ゲームまでとし、男女混合、社会人とのゲームはしないこと
 ※こんなこと一方的に決められたらボーリング場協会もたまらないよね。営業妨害でしょ。あと老婆心ながら言っとくけど、一般的にスポーツ競技を指すのは「ボウリング」と表記します。「ボーリング」は穴を掘ることです。温泉なんかを探すために掘削するときに使います。どうでもいいけど。

▶︎家から電信柱3本以上の外出は、すべて制服とする
 ※コンビニまでは電信柱5本あるから、制服着ていこうって実行する生徒が何人いると思う? バ〜カ。
 
▶︎人の話を横取りしない。横取った場合は心から謝る
 ※これは大切なことだよね。職場の若造にも言ってあげてセンセ。

▶︎夏休みに髪を切らない。切るときは先生の許可を得る
※じゃ、最初から許可くれよ。

▶︎池のコイを釣ると停学とする
 ※どこの池? そういうお前はあっちいけ。なんちゃって。
 
▶︎自慰行為は慎むこと
 ※これホントに校則にあるの? まじ? いくらなんでも行き過ぎだね。自慰行為だけに。
 
▶︎校内外を問わず、政治活動をしてはならない
 ※明らかに憲法違反じゃん。
 
▶︎生徒手帳はあなたの唯一の生活の友として活用せよ
 ※お断りします。

 正しい友人関係

▶︎親友と呼べるような、中学生として限度を超えた友達は持つべきではない
  ※親友は中学生としての限度を超える友達なんだ。あたし校則違反してたわ。こんな校則を知った親たちは何も言わなかったのかな。不思議。
 

 ナゾの決まり

▶︎歩幅は80センチ

 ※70センチでも90センチでもダメ。1メートルなんてとんでもない。歩幅は80センチなんです。どうしてでしょう。なぞだけが残ります。

 

▶︎ナイトショーは父母同伴でもいけない
 ※ナイトショーってどんなものなの? それが知りたいわ。
 
▶︎金持ち、またはそれらしき人物に対する言葉態度は十分に気をつけ、
 我が校の印象を良いものにする
 ※出ました学校エゴ丸出しの校則。子供たちを金持ちにコビを売る商売道具としか考えていません。最低の学校ですね。っていうかこんな学校潰してください。本気でそう思います。
 

 正しい男女交際

▶︎担任、両親の認定証がない男女交際は禁止
 ※男女二人でいるところを発見したら、認定証の提出を求めるの? 親の承諾はまだ理解できるけど、担任は関係ないでしょう。せいぜい3年間しか関係ない人間なんだから。ナニサマって話だね。
 
▶︎男子を刺激しないように、セーラー服の下に体操着を着用すること
 ※あたしはセーラー服の下の体操着に興奮しちゃいます。ザマーみろ。
 
▶︎異性の先生と話すときは20センチ以上の間隔をとる
 ※30センチ定規を水平に持ってきちんと距離を測りましょう。わかりましたか。
▶︎男女間で話す時は、なるべく3人以上で、2メートル以上離れてすること。
 連続して3分以上話すのは禁止
※はいはい。2メートル以上のメジャーを持ってきちんと距離を測りましょう。わかりましたね。あとストップウオッチも忘れないで。
 
▶︎異性の急所を10秒以上見続けてはならない
 ※ストップウオッチを用意したから今から急所を見るね。いち、に、さん、し…きゅう、ハイそこまでっ!
▶︎異性の急所に5秒以上触れてはいけない。(同性の急所も同様)
 ※ストップウオッチ準備完了。今から急所に触りま〜す!いち、に…、ハイそこまで! ある意味すごい。
▶︎異性の急所を1分以上想像、あるいは夢想してはいけない(成人は可)。
 ※ストップウオッチがないと想像できない体になっちゃたよ〜!
 
▶︎教室で男子生徒と2人きりになる時は、窓を全部開けて
 いつでも人を呼べるようにする
 ※何か事件のにおいがする校則ですね。
 
▶︎男女交際してもいいが、お互いの愛を確かめ合うこと
 ※愛を確かめ合うって、アレしてもいいってこと? 
 
▶︎男子生徒を挑発するのでポニーテールは禁止
 ※あたしの好みなのよ、ポニーテール。これはきついわ。即登校拒否。
 
▶︎校内で異性と会話する場合は、会話用紙を提出し許可をもらい、
 会話室で会話をすること
 ※ある意味すごいですね。「会話用紙」「会話室」までちゃんとあるなんて。バカみたいだけど…。
 
▶︎男女交際をする際は、6者面談すること
 ※6者って誰々? また教師が首を突っ込むつもりなの? 引っ込んでてくれないかなぁ…。関係ないんだから。
 
▶︎同年輩の男女のみで旅行に行くことは認めない
 ※じゃぁペットも連れて行こう。これでクリアね。


 正しいプール授業

▶︎プールでふんどしを着用してはいけない
 ※今どきいるんでしょうか? 

正しいトイレの使い方

▶︎便所の紙を使った者は、クラス・名前と何センチ使ったかを記入すること
 ※経費節減・削減のためですかね。頻回に使ったら料金でも請求しようってぇの? せこ。
▶︎小便の時は水を流さない
 ※不潔でしょ。くっさいし。何考えてんだか。
▶︎用便は7分以内
 ※うっせー。
▶︎トイレットペーパーの使用量は1回につけ30センチ以内
 ※うっせー。
▶︎男子生徒はトイレから出る前にチャックを締めたか確かめることに準ずる
 ※準ずるって使い方がおかしくない? 男性教員も準じてね。笑っちゃうわ。
 
 
長々のおつきあいありがとうございました。
全国にはヘンテコな校則があることをみなさんにお知らせしたくて、
まとめてみました。
世界の校則を調べたことはありませんけど、
日本ってヘンな国なんだなぁってことには気づかせてもらいました。
 
最後までご覧いただいた皆様に深く感謝いたします。
ちょこっと見ていただいた皆様にもお礼申し上げます。
それでは、また。
おやすみなさい。

おもしろくなくても書いちゃうんだよ〜ん!

   新年 明けましておめでとうございます。

      本年も よろしくお願いいたします。

 

というわけで、本日から社畜として業務にいそしんでいるあたしです。

でも、やる気はゼロ。ヘタすりゃマイナス。早く帰りたい…。

 

仕事始めの感想は「あ〜あ、始まっちまったかぁ…」しかありません。

 

なんとかして遊んで暮らす方法を見つけ出したい!

仕事始めの日ほど、強く思う日はありませんです。

 今年は1月1日が日曜日という不幸なカレンダーです。

誰か1月4日が日曜日のカレンダー持ってない?

 

たかだか4日休んだくらいで、リフレッシュできるかっつーの!

最低でもひと月はほしいわ。正月休み。

1月が完全休日だったら…。かなりうれしいよね。

でも人間なんて贅沢だから、どうせなら夏の方がありがたいわなんて…ね。

 

「我が社は7月中旬から8月中旬まで完全休業とする」って

社長さん言ってくれないかなぁ…。

 

これが夢であってくれたら。

仕事始めになると、そんなことを本気で願っちゃたりして…。

そう思うでしょ。でしょっ。でしょ

ったく、やってらんないわよ。

 

そう思っているのは、あたしだけではありません。

日本人は、はるか昔からそう願っていたんです。

ちょっとイヤなことがあると夢であってくれって。

 

 世の中は 夢かうつつか 

  うつつとも 夢とも知らず ありてなければ

 

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古今和歌集古今集)」の雑歌(ぞうか)=くさぐさ(種々)の歌の意味=にあるもので、

ヨミビトシラズ」って人の作。ヨミビトシラズなんて変わった名前だね。

帰化人? 日本人? ネアンデルタール人? んなわけないやね。

どこが名字でどこからが名前? 

ヨミビ トシラズ?さん。

えっ、人の名前じゃない?

 

にゃはは。知ってた知ってた。

 

読んでくださっている方がたいくつしないように

軽〜くボケをかましとこって思ってさ。

ケッ、つまらんブログだ! なんて、すぐに飽きられちゃうから。

少しでも喜んでいただけるように、無理矢理ボケちゃいました。

細やかな心配りってやつなのよ。

その割には、ヘタクソだけど。

 

ごめんね……。

 

意味は「世の中ってホントにあるの? 夢なんじゃないの? あるようでない、

    ないようである、そんなものなんでしょうね」

                         ざっと、こんな感じかな。

 

当時の仏教的な無常観を七五調にしただけだって、和歌としての評価は低いんです。

だから、ヨミビトシラズさんも本名を名乗るのが、はばかられたんでしょうね。

仕事したくねぇって和歌ですから。

ははは。違うわ。

でも、評価が低い割に知られているのは、

やはり多くの方が共感できるからじゃないかな。

 

古今集は西暦900年代初期の歌集です。

西暦900年代は日本では平安時代まっ盛り。

この頃の日本人の中にも、人生に迷いを感じていた人がいたんです。

おそらくこの方は宮中(きゅうちゅう)勤め。たぶん位(くらい)は低い方。

今でいうところの木っ端役人です。

平安時代といえば貴族社会ですから、 

木っ端役人は貴族の言いなり。命令には絶対服従。

あれ? これじゃ現代のサラリーマンだわ。

ただ、今と大きく違うのは、命令にそむいたら即刻死刑なんて時代だったんでしょう。

違うかな? えっ? 島流しもあった? それじゃあたしと同じだわ。

ヨミビトシラズさん、ご心中お察しいたします。

 

いずれにしても、今より相当理不尽な世の中で生きていたと思われます。

思いましょう。ね。

 

当時はもちろん電気もガスも水道もなく、インフラ整備はたぶんゼロ。

電話どころかケータイもスマホもインターネットもない時代です。

現代と比べると超超超不便。

あたしはとても生きていけません。現代だってかなり不自由を感じてるのに。 

 

さて、和歌としての評価が低いこの歌ですが、

あたしはこの和歌に哲学者デカルトに通じるものを感じます。

 

Cogito ergo sum(コギト・エルゴ・スム)

「われ思う、ゆえにわれあり」って有名な言葉。

 

否定できない自分の存在。夢か現在(うつつ)かと詠んだ作者は

そう考えている自分の存在を、歌の中に入れちゃえばよかったんです。

世の中は夢かうつつかうつつとも夢とも知らず〝と思う我あり〟

なんて結びをちょっと変えて発表していたら

おおっ!デカルトより600年も前に存在の本質を見抜いた和歌が日本にあった!

なんてヨミビトシラズさんの評価もめっちゃ上がったのにね。

残念でしたね。ヨミビトシラズさん。

 

そんなわけで〝無常観〟というより〝形而上学的〟な和歌だと思っています。

 

考えている自分という実体の存在は絶対に否定できないという真理。

デカルトさんが言うには、これが「哲学の第一の原理」なんだそうです。

 

まぁ「デカルト」よりも

お手軽な「レトルト」や

超常現象などの「オカルト」が好きなあたしの解釈ですから、

まったくあてにはならないんですけど…。

 

人は思いもよらない災いや不幸に見舞われたときに、

運命を呪い、他人をうらやみ、自身を嘆き、途方に暮れてしまうものです。

この出来事は現実なのか夢なのか、できれば夢であってほしい……。

そう心底願うものですよね。

 

あたしも災害以外では数えきれないほど経験しています。

先日も、買い物帰りにサイフを落として大あわてでした。

あたし、何度もサイフ落としてるんですけど、

どうしてもズボンの尻のポケットに入れて歩く癖が抜けないんです。

カミさんは「首からぶら下げて歩け!」って怒って言いますが…。

そんなカッコの悪いことできませんでしょ。

だからといって、最近の若いもんみたいに、

ベルト周辺にジャラジャラなんでもかんでもぶら下げて歩くのもみっともなく思えて。

ねぇ…。

仕事着がスーツだった頃は上着の胸ポケットにしまえたので、

落とすことはなかったんです。

ジャケットを羽織っているときならまだしも、

冬の間はもっぱらセーターのお世話になっているんで、

ズボンの尻ポケットがサイフの居場所になります。

そして「落とす」。

負の連鎖です。

いい方法ないかな…。

 

でもね、落とすのがサイフならまだ可愛いもんです。

命を落とすなんてことになったら、たまりません。

最近は、天変地異が日本国中を跋扈(ばっこ)しています。

昨年の熊本大震災も北海道の台風上陸も、多くの方の生活が一変してしまいました。

その悲しみは、想像を遥かに超えているのだろうと推察しています。

未経験の心労が重なって疲れ果てて迎えたお正月だったのではないでしょうか。

 

そんな方のために、少しでも心が軽くなるような言葉をいくつか紹介します。

 

 『束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。

 悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。

 逆境があるからこそ、私は走れるのだ。

 涙があるからこそ、私は前に進めるのだ』

■インド独立の父・マハトマ・ガンジーさんの言葉です。

非暴力不服従を世界的に知らしめ実践された方で、

凶弾に倒れたときも〝あなたを許す〟と

自らの額に手を当て息を引き取った偉大な方。

あたしなんかと違って言葉にもぐっと重みがあります。

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『雲の上はいつも晴れ』

■日本のことわざなのかな。

一般的な慣用句かと思っていたら名言・格言・ことわざに昇格してたんですね。

生きていればいいことも悪いこともある。

だから明日を信じて生きていこうという前向きな意味です。

似たことわざに雨降って地固まるというのもあります。

あたしの友人は「雨降ってキレ痔痛む」と、うめいてましたが…。

 

『涙とともにパンを食べた経験のないものに、

            人生の味はわからない』

■「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」第2巻第13章(ゲーテ

ゲーテさんの本は1冊も最後まで読んだことはありません。

そんなあたしでも、死の間際に言ったという「もっと光を」と

この言葉だけは知っていました。

一説によると原文には人生の味という表現はないそうです。

英訳されたときに翻訳者がそう〝意訳〟したらしいとのこと。

意訳もこれはいい訳だね。

さまざまな解釈があるみたいですが、

あたしは本当に苦しい思いをした人だけが、

本当の喜びがわかるって意味だと思っています。

 

だからあたしのような半端もんには、まだまだ人生の味はわかりません。

ミソ? シオ? ショーユ? えええ〜っ! トンコツ〜っ!

すんません、この程度の人間です。

 

『運は我々から富を奪うことはできても、

          勇気を奪うことはできない』

ローマ帝国の政治家・哲学者 ルキウス・アンナエウス・セネカ

「人間は社会的動物」という言葉を聞いたことある方は多いと思います。

その言葉の生みの親がセネカさんです。

当然、読んでいませんが「メディア」などの悲劇作家としても有名なんですと。

ローマ皇帝の暴君で知られる「ネロ」の家庭教師として即位後しばらく補佐しました。

やがて暴政が始まると引退しましたが、皇帝暗殺の陰謀を疑われて

自殺に追い込まれたかわいそうな人でもあります。

悲劇作家の波乱の生涯を考えると、運から見放されても勇気は捨てないという

強い気持ちが感じ取れます。

 

 最後にあたしの好きな俳句です。

 『今もよし 昔も恋し 老の春』(富安風生)

   (いまもよし むかしもこいし おいのはる)

 

「今も昔も苦しいことはあったが、今思えば、それはそれでよかったんだなぁ」

「ええ、過ぎてしまえば楽しい思い出ですねぇ」

「きっとこれからも人生は楽しいぞ」

「そうですねぇ」

「よしっ! 死ぬまで生きてやる!」

「そうですね 生きましょう生きましょう

 

長年連れ添った老夫婦が新年を迎えて

今までよく生きてきたものだと波乱の人生を振り返りながらも、

今があるのは昔のおかげとすべてを肯定し、

これからの生を泰然と受け止めた心境を詠んだものと勝手に解釈しています。

 

たぶん実際は違いますが…。

 

なんだか心が温かくなって、やる気にもさせる秀作です。

 

でも、今日の仕事のやる気は、思いっきりマイナス値なのね…。

ああああああああああああああ〜帰りてぇ〜っ!

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

今年もよろしくお願いします。

では、また。

少しだけ仕事しよ!

 

プリンとハナの日常。ガルル〜!ワンワンっ!疲れるのはどっち?

 

最近は本を読んでいないあたしです。

俳句や短歌や詩が好きで、それにまつわる本は時折パラパラとめくってはいますが、

評論、小説のたぐいはとんとご無沙汰。

ブックオフで買いあさった1冊100円の本は山のように残っているのに…。

 

原因はうちの2匹の娘。プリンとハナ。

たいていは、もうすぐ生後6カ月になるハナからちょっかいをかけて、

1歳9カ月になって、すっかり成犬のプリンが応戦するパターン。

好き放題に家の中でじゃれあうので、なんだかんだとひっかき回されます。

それでヘトヘト。ベッドに入ったらバタンキューです。

 

 なんだか立ち入り禁止だよ。   チェっ。つまんないな。     ナニヨ!ナニサ

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  ガルルル〜っ。ワンワン! 戦い終わって陽が暮れて…。

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写真のように2匹ともぐったりです。

 

ついでにあたしもぐったり…。

 

これが毎夜繰り返されます。

 

うちは大半がフローリングなので、

彼女たちにとっては足元が非常に滑る状態です。

それでも彼女たちは家の中を縦横無尽に走り回り、

テーブルに上がり、ソファに上り、狭い居間を行ったり来たり。

小さなポータブルストーブに激突しそうになることもしばしばなんです。

見ているあたしも「危ない危ないコラコラコラ!」と二人を追いかけ回したり、

興奮してトイレ以外でしたオシッコのあと始末に追われています。

そして、戦場のあとには彼女たちの抜け毛が散乱…。

 

結果、ほぼ毎日、床を水拭きするはめに。

とくにコーギーのハナの抜け毛がすごいんです。

彼女の体毛はダブルコート。

よくわかりませんが、体毛が2層構造になっているんだそうです。

日本の犬もだいたいそうだとか。おフロで長湯は苦手です。

 

クイックルワイパーじゃ何枚シートを使うかわからないくらい消費が激しいので、

貧乏な我家は経済面からマイペットを入れた水でもっぱらモップがけです。

自分のペットだけに…。

なんてダジャレを言う元気も残ってないわ。

 

この家を建てて20年。今が一番床を拭いてます。トホホ…。

もっと早くやっときゃ、もう少しきれいなうちでいられたのに。

なんて、ちょっと後悔しながらね。

 

休日には、ドッグランや金太郎の池(地域住民の憩いの場所)などに

車に乗せて、必ず散歩に連れていくし、

寒くなったこの頃でも、カミさんがほぼ毎日、帰宅後にご近所周辺を散歩させてます。

それでも運動不足なのかなぁ…。

基本、子供です。驚異的な回復力もあるし、元気いっぱいなのね…。

 

ただ、初老の男にとっては、夕方から就寝前までは体を休めるための貴重な時間。

ですが、彼女たちはもちろん、そんなことにはおかまいなしです。

今夜も元気にガルル〜! ワンワンワン! 大騒ぎ。

その若さがうらやましい、この頃なのです。

 

結局、疲れてもすぐに回復できる彼女たちに比べ、

一度疲れるとなかなか回復できないじじいとは、勝負にならんとです。

ああ、あの頃の若さがほしいわっ!

 

 雪晴れて 犬もまぶしき 目を細め(渡辺千代子)

 

 

 

 

 

ウラの中にオモテがあった! 表裏一体の謎を解く!! なんちゃって

みなさんはPinterest(ピンタレスト)をご存知ですか?

ネット上の画像を自分の好みの「ボード」をつくって「ピン」して集めたり、

他の人のボードに貼られた画像を「リピン」することもできる、

画像をブックマークとして集めるツールです。

あたしはデザイン関連の「ボード」をつくり、ネットで見つけた

「おおっ!」という画像を保存しております。

仕事でナニかいいアイデアはないかなと感じたときに開いて

ヒントを得ることもしばしばです。

毎日見ているわけではありませんが、頻回にメールが届きます。

たまたま届いたメールをなにげに見てビックリ。

 

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こんな画像が紹介されておりました。

 

これなに? ウラという漢字の中にオモテがあるわ? 

フンフンフン。ナニナニナニぃ〜!

 

こりゃ驚いた。ほんまやほんまや。おおきにおおきに。なぜか関西風の驚嘆です。

 

 

 

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では早速ウラという漢字の中に表という漢字をはめてみましょう。

ウラからオモテを取り出して、というかちょっぴり細工して。

 

 

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このオモテを、がった〜い! にゃははは! できたできた!

まさしくウラの中にオモテです。

 

 

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ちょっとズレちゃったけど、そこは許してちょ。

 

それにしても目からウロコ、耳から鼻水、鼻からヨダレ。

意外な事実に驚きました。驚きついでに中途半端なまま公開してしまう痛恨のミス。

後悔しています。ダジャレで許してね。

poke-monnさん、Doraneko1986さんホントに失礼いたしました。ごめんなさい。

 

 

ところでさ、ウラの中にオモテがあるってなんか意味深。

ウラの方が大きくてオモテが小さい。

人間なんてそんなものだよ。昔の人の知恵でしょうか。

考えさせられます。

 

オモテしかない人間になりたい。とは思いませんが、

ウラはなるべく小さくしたいものです。

 

そう思いませんか? みなしゃん!

 

これを書きながら山本リンダさんの大ヒット曲「狙い撃ち」を思い出したオヤジです。

よろしかったらみなさんも歌ってみちゃおう。サン、ハイっ、

 

 ウウララ〜ウウララ〜ウラウラでぇ〜!

 

勤務中につき、今回はこのへんで。

バイナラ。

 

冬眠してました。

お久しぶりぶり〜! みなさんお元気でした?

すっかりサボリ癖がついて、さっぱりブログの更新もせずダラダラと過ごしてました。

にゃははは!

 

寂しかったぁ?

 

べ、別にいいけどさ…。

 

それにしてもすっかり寒くなっちゃいましたね。

あたしの周りは雪と氷の世界ですわ。

窓の外にリンゴ売りはいませんが…。

いいんです。わかる人にだけわかっていただければ…。

ええ、いつも書いてますけど、お外は寒くて滑るんです。

あたしのブログと同じで

 

ぎょめんなちゃいね!

 

だからさ、久しぶりの今回は、絶対寒くない、あ〜んど、絶対滑らない

おもしろい川柳を紹介して、お茶を濁すことにしました。

クスッと笑えて、ホロッとくる。それが川柳の良さだと勝手に思ってるんですけど、

みなさんはどうお思いでしょうか?

 

へっ? 特別なんにも思ってない?

そうですね。いまどき川柳なんてはやらないわね。わかってますわかってますよ。

でもさ、中にはう〜ん、うまいね!って思わせるものもたくさんあるんです。

年末にはサラリーマン川柳が話題になったりするしね。

あたしが好きなサラ川の作品は、かなり前のだけど節分の哀愁を詠ったものです。

書いてて思ったけど、あと2カ月もすりゃ節分なんだね。あ〜、びっくり。

月日の流れは日増しに早まっていますなぁ。

この分じゃ10年後はひと月いち日になっちゃうかも。

えっ、そんなことはない? そりゃそうだわね。

 ………………………………………。

 

あたしは個人的にこの川柳が大好きです。

あたしの記憶だから、あてにならないんだけど、

この川柳も他の川柳も細部が多少違っているかもしれません。

でも気にしないで紹介しちゃうんだわ。いいのいいの。

どうせ誰も見やしない極東超小泡沫ブログなんだから。ううっ。

 

コホン。さ、みなさん、お待たせしました。元気に大きく声に出して詠んでみてね。

 

  鬼は外 女房の背中に そっと投げ

  (おにはそと にょうぼのせなかに そっとなげ)

気弱なご主人は、節分のこの日、奥様への日頃の恨みを晴らす絶好のチャンスと、細心の注意をはらっています。気がつかれると今後の影響は計り知れません。もし、ばれたら「いたっ! ナニすんのよっ!」とにらまれ、百倍返し確定。下手をすると一方的に攻め込まれる流血沙汰です。一瞬たりとも気が抜けません。ドキドキハラハラ。ご主人はうっすらと汗をかきながらひたすらチャンスを待ち、ここぞというときに、年々態度と体重と存在感が肥大していく奥様の妖怪のような背中に向けて、そっと豆を投げたんです。気持ちだけ渾身の力を込めて……。ご主人は小声で「鬼は外」。子供たちと奥様は仲良く元気に「オッニはソトォっ!」なんて大きな声で豆を投げているんですね。よくある平和な家族の節分の風景ですが、そこには年々ないがしろにされていくご主人の悲哀が渦巻いています……。女性は、結婚するとどうして強くなっていくのでしょう。いとかなし。いとあはれ。ああ無情。

 

この川柳は、サラ川の大賞には至らなかったのですが、あたしには傑作でした。

サラ川に限らず、夫婦のことを詠んだ川柳は数多くあります。

中でもう〜ん、なるほどと感じたものを一つ。あれっ? これもサラ川だったかな?

 

 妻だから 運転できる 火の車

なんだかんだ言ってはみてもカミさんがいなけりゃ、のたれ死にしているんです。世の中の男どもの大半は。少ない収入を切り盛りしていただいて、どうにか食いつないでもらっているお陰で、世間じゃ一丁前の顔して偉そうにしていられるんです、男ってヤツは。カミさんにはホントに頭が下がります。でも面と向かうと感謝の言葉が言えないのも男です。男は黙ってサッポロビールなの。最近は第3のビールばかりだけど。とにかく見栄っ張りなのね。ホントは節分にカミさんに豆なんか投げちゃいけませんよ。わかりましたか!男性諸君!

 

ついでだから夫婦を詠んだ俳句も一首。

 秋灯や 夫婦互に 無き如く

 (しゅうとうや ふうふたがいに なきごとく)           高浜虚子

いいですねぇ。こうなりたいもんです。秋の夜長、おじいさんは居間のちゃぶ台の前の座布団に座り、老眼鏡が合わなくなったと誰に言うでもなく独りつぶやきながら、新聞を読んでいます。おばあさんは、最近ひざが痛いので床に座ることはせず、おじいさんがどこかからもらってきた揺り椅子に腰かけてせっせと編み物をしています。同じ部屋にいながらまったく別のことをしているのに、しっかり存在を認めあっている老夫婦。そう、空気のような存在です。当たり前のようにあるから感謝することもありませんけど、なかったら死んじゃいます。お互いがそういう存在なんです。夫婦の鏡ですね。ひと昔前は、初めて会った次の日に結婚なんてことも多かったそうですが、それでも年月を重ねて苦楽を共にし気がつけば50年、なんてご夫婦が多かったように思います。明治大正昭和前期の時代は、人間の質が現代とは違っていたんでしょうか? 忍耐強い女性が多かったのは事実でしょう。今でも男社会だとは思いますが、当時はもっともっと男社会でした。うらやましい気もしますが、この俳句を思い出すたびカミさんを大切にしなきゃ、なんて思うのであります。ホントだよ!

 

そういう憧れは結婚していると持つものですよね。

あたしは再婚3年目ですが、今回は絶対失敗させないという、

それなりの決意もあるんです。あると思います。あったはずです。たぶん……。

ただ、結婚生活というものはマンネリ化しちゃいますから、

毎日が「うれしい楽しい大好き」と、

どこぞの歌のタイトルのようにはいかんわけです。

わかりますよね。

はっきりいうと1年の大半は退屈な日々なんです。

そうなると、ヒマな男はこんなことをしてみちゃったりするわけです。

 

 しみじみと 妻のイビキを 聞いている

あたくし的には聞いているより聞いてみるの方がいいと思うんですけど、

この作品もけっこう知られている川柳の一つです。

結婚生活も長くなり子供にも手がかからなくなると、男は隣に寝ている妻の顔を見てしみじみ思うわけです。「苦労かけたな」。薄明かりの下でよく見ると顔の小じわがずいぶん増えています。しわと体重と白髪が増えて、あんなに可愛いらしかった若かった頃の面影を探すのも大変なことに気づくんです。「ありがとうな。お前が支えてくれたお陰だよ」。そっと妻の頬に口づけしようとしたとき、大合唱が始まります。「グオォ〜ガオォ〜」。寝ているときもこんなに迫力があるんだ。起きているときだけじゃないんだ。だから乗り越えてこられたんだ。お前と一緒になってホントによかったって。でも、そろそろ寝室は別々にしようかなとも…。

 

奥様の立場からすると、役立たずのボンクラ亭主にはほとほと愛想を尽かしているんでしょう。こんなのがあります。

 

 その夢に あんたもいたと 妻が泣く

朝起きて台所の妻に「おはよ」といつもの挨拶をした次の瞬間、鋭い視線でにらみつけ満を持したように怒鳴りつけられます。「んもうっ!せっかく大ファンの嵐のマツジュンと2人で温泉に行ってたのよっ!これからお部屋で2人きりってときになんであんたが出てくんのよっ!少しは場をわきまえろっつーの!ったく。台無しよ、もう!」。なんて奥様の怒りは収まりません。「夢の話でしょ」。言われた旦那さんが「俺だってこの間松嶋菜々子とデートしてたらヨコからお前が出てきて俺を突き飛ばして行ったんだぞ。お互い様じゃん」などと反論しようものなら「松嶋菜々子は人妻よ!何よ夢でまで不倫して!まだ、あの女のことを思ってるんでしょう!キーッ!」なんて、とばっちりを受けかねません。ここは「そうかいそうかい、ごめんごめん」と静かにシタテに出てやり過ごしましょう。(経験談)

 

一説には子供ができると女性は強くなると言われます。

真偽の程はわかりませんが、年を重ねると女性はたくましくなり、

男は丸くなるように思えます。

久しぶりのブログ更新。復帰リハビリの立場としては、少々長く書きすぎました。

 

川柳には世の中のいろいろなことが詠われています。

今回は結局、結婚のことばかりになってしまいましたが。

最後にご紹介するのもやっぱり結婚にまつわる川柳です。

男のあたしとしては、ホントだねって思わずうなずいちゃいます。

さあ、最後も大きな声で読んでみましょう!

 

 予知不能 妻の怒りの 時期と規模

 (よちふのう つまのいかりの じきときぼ)

以前、ラジオ番組で男性パーソナリティがゲストの男性とこんな能力がほしいという話をしておりました。その中で、一番ほしい能力は「妻に怒られるときがわかる能力」。そのゲストの男性は、家のドアに手をかけたとき、嫌な予感がすることがあって「ああ、今日はカミさんに怒られるんだな」って感じるときがあると言ってました。パーソナリティは「いいなぁ〜、それ。私にもほしい能力です」と異様に盛り上がっておりましたが、あたしも同感でした。家のドアノブに手をかけたときドキッと何かを感じられれば、いったん家から離れパチンコ屋さんに緊急避難します。あたしのオクサマは夜9時30分を過ぎると起きていられない魔法にかかっているので、その時間になってから家に戻ればいいわけです。ホントにほしいなぁ、そんな能力。ね、みんなもそう思うでしょ!それにしても、なぜ世の奥樣方はトートツに怒りだすのでしょう。不思議でありんす。

 

もっともっと川柳の世界を紹介したかったけど、それは次の機会にいたします。

あまりおもしろくなかったかもしれないけど、

我慢して最後まで読んでくれた皆しゃん、本当にありがとうございます。

次回も一生懸命書きますのでよろしくお願いいたします。

それでは、また。

親愛なるおじさんのひと言

いとこの告別式も無事に終わり、あたしは職場復帰です。

いやぁ、覚悟してたこととはいえ、

最後のお別れは、目の前すべてがにじんでしまいました。

ホントにかわいそう。

ただただそう思います。

 

その子のおやじさん(あたしのおじさん)が

「代わっていいと言われたら、すぐに入る」と棺の前であたしに話し、

「お前もそうだべ」と言いました。

「もちろんです」とその時は答えましたが、

 

………………。

 

どういう意味?

 

帰り道でよくよく考えてみると

あたしに身代わりになれって言ったってこと?

おじさん、そんなふうにあたしのこと見てたの?

まじ?

 

………………。

 

そりゃぁ、自慢じゃありませんが、

あたしが死んでもたいして悲しむ人なんざいません。

世間の狭い男です。そうです。家も心も狭いです。

でも、

身代わりになる決意は固めてなかったものですから、動揺が走りました。

 

 

おじさん、あのね、あたし再婚してまだ3年目なの。

お互いの子供たちはもう成人して、

半人前から一人前になろうと一生懸命がんばっているのね。

だから陰に日向に温かく見守る必要はあると思うわけね。

たぶん…。少しくらいは…。

………………。

どうせ、たいして役には立たないけどさ…。

 

それにね、もう少しくらい嫁と仲良く楽しく過ごしたいの。

嫁は結婚したとたんに、〝ふっくら病〟になっちゃてるけど

体重は7キロ以上増えちまってるけど…。

このままいったら、大玉転がしのに変身しちゃいそうだけど…。

それでも、とても気だての優しい、いい人なのよ。

なんつーか、一緒にいると落ち着くってぇの? 安心できるてぇのかなぁ。

前の結婚の時とはぜんぜん違うの。家に帰るのが楽しみになってるし。

別にのろけるつもりはないんだけどね。ホントにそう思ってるのよ。

 

しかもさ

今、あたしんちには2匹の子犬がいるわけよ。

Mダックスとコーギー。この子たちが何かと手がかかるのよね。

カミさん1人じゃとても手に負えない、

ってこともないけど、

あたしがいた方が少しはまし、

みたいな、

しょせんはそのテードなんだけど、

気分的にいるといないじゃ大違いなわけ。

えっ?

そうよ、あたしが勝手に思ってるだけだけど…。

 

たしかにさ、若い頃はいろいろあって、

おじさんやおばさんにも、いっぱい心配かけたことはわかってますよ。

一生懸けて償おうと思ってますから。

ントっすよ。

あたし今まで一度もウソついたことありませんから。

 

………………。

 

でも、でもさ、でもですよ、でもでしょう。

気持ちは判りますけど、あんまりじゃぁないですか。

身代わりになれだなんて…。

命根性汚くてすんましぇぇん!

でも、でもね。

おじさん、それだけは勘弁してください。

お願いしますぅ。

 

 

このおじさんには、小さい頃から世話になりっ放しでした。

大変にかわいがっていただいて、大きな借りがある方でもあります。

 

そのおじさんから言われた

「お前もそうだべ」が、

魚の小骨がのどに刺さっているような感じで、

心に引っかかってとれません。

 

本気で言った言葉でしょうか?

 

この次、おじさんに会ったらなんて言おうかな。

そう考えながら帰ってきた初冬の午後でした。

 

いとこの早すぎる死

いとこが亡くなりました。

 

旦那さんと高校生の女の子、中学生の男の子の2人の子供を残して。

 

3人姉妹の末っ子で、笑顔がとてもチャーミングな子でした。

結婚して子供を授かり、あわただしい毎日を元気に暮らしていたのに。

突然体調を崩し、受診した病院で診断された病名は、がん。

 

30代でした。

 

それから長い長い闘病生活に入りました。

旦那さんも一生懸命支えていました。

その甲斐もあって、良くなったり悪くなったりを繰り返しながらも、

小康状態が続いていたのですが…。

 

今月に入って容態が急変。

まだ40代前半でした。

 

どれほど心残りだったか。

そう考えると、かわいそうで悲しくて、やりきれなくなります。

 

 

神も仏もない。絶対にない。

 

実感します。

 

神は乗り越えられる試練しか与えない。

よく言います。

乗り越えられることが分かっているなら、

 

そったら試練与えるなっ!

バカかお前は!

 

つつましく暮らしている家族の小さな幸せを、ぶち壊して楽しいか!

ふざけるなっ!

 

 

 

今日がお通夜です。

 

これから向かいます。