kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

無駄話シリーズ第3弾 引きちぎられたトイレットペーパーの悲しみ

 

最近はすっかり暖かくなりまして、天気のいい休みの日には

カミさんと2匹の娘(プリン&ハナ)を連れてドライブがてら、

クルマで1時間ほどのマチ・長沼町にある口コミで大評判になっている、

農家直営レストランで昼食をとる機会が多くなりました。

ドッグランを併設しているところもあって、

2匹の娘を芝生の上で自由に走らせてやることができるんです。

この日はあいにくの曇り空でしたが、走り終えたプリンとハナは満足そうな表情です。

 

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芝生のドッグランをうれしそうに走り回る彼女たちを見ているだけで

「連れてきてよかった」と目頭が熱くなります。

ホントにうれしそうにはしゃぐ娘たち。

それを見つめる涙目のオヤジ…。

近年、ほんのささいなことに、やたらと過敏に感動してしまうようになりました。

確実に老化が進んでいるのね。トホホ…。

 

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先日訪れたのは、こんなたたずまいのレストラン。

メイン料理を一品注文すると、数種類の野菜サラダとデザートが食べ放題

というシステムで、わっかい女性やカップルで大にぎわいでした。

なんでも広告などは一切出さず、口コミで大人気になったんだとか。

口コミといっても、昔と違って今はネットがありますからね。

自分のパソコンやスマホから世界中に拡散できますもんね。

すんごい時代だわ。

 

その割には、あたしのブログはさっぱり拡散できてないけど…。

いいのいいの少人数制ブログで。

お金儲けしようと思っているわけじゃないんだから。

いや、少しは思うけどさ。

どうやればいいかわかんないし。

身近な人は誰も教えてくれないし。

ネットにあふれているのは、インチキばかりだし。

でも、じぇったいそのうちしっかり研究して大金持ちになってやる。

フンだ! 

そして「ネットで儲ける秘策」って本を出してまたまた儲けてやるんだ。

そしたらあれも買ってこれも買って、御殿みたいな家に住んで…

ウヒヒ! 

人生は楽しいじぇいっ!って、笑って死んでやる!

 

あらっ? 何を書き散らかしてるんだか。話がそれちゃいました。

 

でね、その行き帰りに必ず立ち寄るのが「道の駅」。

周辺が整備されて散策できるようになっているところも多いので、

散歩がてら2匹の娘のトイレをすませ、2匹を車に戻して店内見学です。

道の駅は、新鮮な農産物がけっこう安い値段で売られていたりするので、

日曜日ともなると田舎とはいえ大勢のお客さんで混雑しています。

あたしは本来野菜嫌いなんですが、

生まれつき「旬」「新鮮」という言葉に免疫ができない体質のため、

そういう場所に来ると、すぐに呼吸が荒くなり目は血走り

次の瞬間には、異常に興奮しているやばっちいおっさんに変身しちゃうんです。

 

あ、普段からやばっちいおっさんだったわ。ケケケ!

 

そんでもってカミさんに「もうだめっ!」と怒られるまで、

旬で新鮮な朝摘み野菜を次々買い物かごへ放り込んでしまうという

悲しいサガを背負って生きているんです。

ブログで1円も稼げなくて貧乏なのに…。ね。

 

さて、興奮するとオシッコがしたくなるのは、動物の本能。

あたしも生物学的には哺乳類でホモ・サピエンスのはず。です…。

それで道の駅のトイレをよく利用します。

最近は公衆トイレもずいぶんときれいになって、

気持ちよく用が足せるようになりましたね。

昔はクサイ、キタナイが当たり前で、入る前に大きく息を吸い込み、

息を止めたまま急いで用を足したもんです。

とにかくトイレ内で一度でも息を吸うと、

その瞬間に得体の知れない病原菌に感染して死んじゃう恐れも十分にありましたから。

とくに大の方なんか、便器以外のところにてんこ盛りのブツがあったり、

壁中にブツが塗ったくられていたりして、

足の踏み場も手の置き場も目のやり場もないという三重苦。

そりゃあひどい有り様でした。

 

あたしは個人的に、道の駅が整備されだしてから

世間の公衆トイレもきれいになってきたと感じているんですが、

 

そんな気しません?

しないかな

 

また、道の駅のトイレには、大の方にはウオシュレットが

設備されているところが多いのもいいですね。

ありがたいことに、あたしの行動範囲内では大半が設備されてます。

片道400キロのカミさんの実家への帰省の際には、

必ずお世話になる道の駅のトイレですが、

個室の方でボケっとしたままウオシュレットを使うと、

前の人の洗浄設定のままですから、びっくりすることがあります。

「強」の設定で使うツワモノはどんな肛門をしているのでしょう。

 

たまたまマトにドンピシャだった場合は、

まったく予期しなかった体内浸水に「うぎゃっ!」となります。

不意打ちの浣腸です。

これほど恐ろしいものをあたしは知りません。

お尻のことだけに

 

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おもしろいでしょ、この写真。ホントこんな感じ。「ウギャッ」なのね。

                   仕事でよく使う「pinterest」ってサイトで拾った画像です。

 

ところでウオシュレットって便利なんですけど、

あの噴流がマトに当たる確率って低いと思いませんか?

たいていの場合、ちょっとズレてるから

お尻の方を動かして調整することが多いあたしです。

みなさんはどうなんでしょう。バシッとマトにあたるんでしょうか?

あたしの体がねじ曲がっているだけでしょうか。ちょっと気になっちゃいます。

 

気になるといえばトイレットペーパー。

時折とんでもない引きちぎられ方をしている

トイレットペーパーに出会うことがあります。

思わず「お前、どうしたんだい。こんなになっちゃって」

と声をかけたい衝動に駆られます。

 

 

前に使用した方に、いったい何があったのでしょう。

どうして文字通り引きちぎるという行為を、

無抵抗のトイレットペーパーに対して行わなければならなかったのでしょうか。

急いでいたのか機嫌が悪かったのか、両方だったのか。

ひょっとしたら家でも勤め先でもそうなのか。

などなどなどなど疑問が次々わいてきます。

せっかく外観も内観もきれいになって気持ちよく使えるようになったのに、

なんだかそこだけが雑然としていて、それだけで使う方はゲンナリしちゃいます。

少しはトイレットペーパーの気持ちも考えろや!って言ってやりたいこの頃です。

 

「お前は便器に落とした1円玉だ」

「なんだよ、それ」

「救(掬)う気もしねぇ」

…。

あたしは高校時代に担任から、そう言われたことがあります。

 

ひどいこと言うヤツでしょ。

今だったら大問題じゃない?

でも、大酒飲みでろくでもない担任にしては、見事な例えですよね。

それで未だに覚えています。 

たしかに便器に手を突っ込んでまで、

落とした1円玉をすくう気にはあたしもなりませんが…。

 

その大酒飲みの担任とは、熱くて苦い思い出がたくさんあります。

 

「お前は所詮チンピラだ」

 

高2の夏にはそんなことも言われました。

 

毎日深夜まで飲んでいたようで、朝から酒臭いヤツでした。

 

きっと連日連夜の酒浸りでこんな状態だったんじゃないかな?

 

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これも同じく「pinterest」から。笑っちゃうよね。発想が素晴らしいのひと言です。

 

そんなヤツが言ったことでしたが、なぜかあたしの胸に強烈に響きました。

「その通りじゃん。オレ、ただのチンピラじゃん」

いきがってばかりで、人様のことを考えもせず

何かと言えば「なんだコラァっ!」と怒鳴り声をあげてばかり。

 

シラフの時間がない割にはきちんと見てんだな。

なんて思いました。

 

根が純真な心のままだったあたしは、

その言葉をきっかけに悪い遊びから足を洗い

ついでにウオシュレットでお尻も洗って、

「人の道」を極めんと生まれ変わるのであります。

めでたしめでたし。

 

ごめんね。とりとめのないことダラダラ書いちゃって。

無駄話シリーズだから許してね。

あしたは雨の天気予報。ドッグランには連れて行けないなぁ…。 

 では、今回はこの辺で。おやすみちゃん。

無駄話シリーズ第二弾 事件は喫煙所で起きている

少し前になりますが、社会復帰した当時のお話です。

 

当然のことですが、あたし、入院中は禁煙していたんです。

病院内は全面禁煙でしたし、歩けなかったので外出することもできず、

吸えないとあきらめていたからかそれほど強い禁断症状に悩まされることもなく、

思いのほか楽にタバコなしで過ごせました。

かれこれ丸1カ月禁煙したんですから、

これならスパッとやめられるなと思っていました。

自宅で4日間ほど過ごし職場復帰したんですが、

これがいけませんでした。

 

「お兄さんお兄さん、いいコがいるわよ」と同僚たち。

有無を言わせず喫煙所に連れ込まれ、

「まずは職場からの退院祝いの一服を受け取れ」

とにらみつけられます。

「いや、その、1カ月間吸わずに過ごしたんで、このまま禁煙しちゃおうかと…」

「あんだとぉ!」

「!、?」

「オメェ、俺らのタバコが吸えねぇって言うのか!」

「ちょっと見ねぇ間に随分エラくなったもんだな。ああん!」

同僚たちが憤ります。

「まぁまぁ、そんなに怒らずに。おだやかに話せばわかってくれるさ」

役員でただ一人の喫煙者の専務が

「な、kunbeくん」

とその場を収めるように話し出しました。

「まぁ、君の気持ちはわからんでもない。ただ同僚がお祝いにと言うものを無下に断るのはヒトとしてどうかな? 私は君がそんな人間だとは思いたくないなぁ。1本だよ1本。たった1本で君の社内の今後が変わることもあるんだよ。ね、大人になろうよ」

「う、あ、はい、はい! 喜んでいただきます」

あたしの社内の今後が変わるかもという、

強烈な脅し文句の前にたやすく屈服して一服。

再び口にしてしまった禁断の果実です。

身体中をニコチンが走り回る快感に酔いしれちゃいました。

「あ〜、う、うまい」

1本吸ってしまうと雪山に一筋の亀裂が入り雪崩が起きるように、

もう1本もう1本と肺に煙を送り続けなければ生命が維持できない状態に陥り、

気がつけばうつろなまなざしでシャブを求める中毒者。

スパッとやめるどころかスパースパーっと、白い煙を吐き続けてます。

二度と抜け出すことのできない底なし沼に、

まんまと飲み込まれてしまったのでした。

 

持つべきものは良き同僚。

彼のへなまずるくうすら笑う、

うれしそうな表情は一生忘れることはないでしょう。

 

その日を境に社内でのあたしをみる目が

以前よりグンと厳しくなったように感じていました。

まぁ、以前から厳しい目で見られていましたけどね…。

…。クスン。

 

なんと、あいつら あたしをダシに賭けていたんです。

 

 

「ほぉら、な。やっぱりあいつは禁煙できなかっただろ。わはは。俺の勝ち俺の勝ち」

「くっそぉ! もうちょっと骨のある野郎かと思っていたけど、やっぱりか」

「あいつは何より誘惑に弱い。若い頃から見てきたから自信あったぞ」

「くっそー! 5000円は痛いな。100円に負けてくれ」

「ダメダメダメ。さっさと払った払った」

 

あたしがいない喫煙所でこんな会話をしてましたよと、

喫煙者の若造くんが教えてくれました。

 

賭けは同僚Aの一人勝ち。

雄弁に語った専務は賭けに参加していなかったようです。

あんたのせいで、あたしは再び冥府魔道をさまようことになったんだぞ!

何がヒトとしてどうかな?だ。ふざけんな!

君の社内の今後が変わるだとぉっ! けっ、変えれるもんなら変えてみろってんだ!

 

とは言いません。

強いものには逆らわない主義ですから。

 

……。クスン。

 

結局、同僚BとCが5000円ずつ巻き上げられたそうです。

 

よぉっし! 今度同僚Aと顔を合わせたら、

こってり小言爆弾をお見舞いしてやろう。

でも、あいつはちゃっかりしてるし、あれで頭も切れてずる賢いからな。

う〜ん、なんて言おうかな。

なんて考えていると、偶然、喫煙所で二人っきり。

「やっと二人きりになれたね」

「なんだよ、藪から棒に。気持ちわりーな」

同僚Aが先に話しかけてきました。

「まあ、そう怒んなよ。賭けをしてたのは知ってるんだろ」

「ああ、俺は笑い者だよ。意志薄弱のへっぽこ野郎ってな」

「ぎゃはは。へっぽこ野郎は昔からじゃないか」

「あんだぁ!」

「怒るな怒るな。どうだい今夜付き合わないか」

「バーロー。オンナ口説いてんじゃないんだぞ。誰がお前なんかに付き合うか!」

「まぁ、そう言うなよ。新しくできた寿司割烹の店。なかなかの評判なんだ」

「寿司割烹の店?」

「おうよ」

「いくいくいくいく。お前のおごりだぞぉ」

「わかってるよ。じゃぁ、7時に」

「うふふ。7時ね。りょ〜か〜い!」

 

ダシにされた怒りなんか忘れて、

まんまと丸め込まれたダシ巻きタマゴのあたしです。

 

なによ。美味しかったんだからいいじゃん。

どうせ意志薄弱のへっぽこ野郎よ。

 

ふん、話はこれでおしまいよ。

お腹がきつくて苦しいわ。

さ、おフロに入ってさっさと寝るわよ。

おやすみ!

 

やめられなかったタバコのことも、

賭けのダシにされて笑い者になった悔しさも

全部自分が悪いってことはわかっています。

いい歳こいて自分が情けなくて、腹が立ちます。

 

でも、あいつなりに気を使って詫びを入れてくれたし、

何より美味しかったし…な。

ま、いっか! 気にしない気にしない。

こうやって情けない思いを繰り返しながら死ぬまで生きるんだ。

人生なんてそういうものよね。

 

 

無駄話シリーズ第1弾 北海道の読めない地名

あたしは学生時代と20代の一時期を除いて長いこと北海道に住んでおります。

冬が非常に厳しいことを除けば大好きな大地ですが、それなりに不満もあるんです。

その一つが「地名」。

読めない地名が多くて困るんです。

あたしがおバカだから、ということも当然ありますが、

他の道民もけっこう苦しめられているみたいなんです。

テキトー当て字地名問題。

 

原因ははっきりしています。

幕末から明治大正時代にかけて、北の大地に夢とロマンを求めて入植した

大勢のご先祖様たちが、先住民族であるアイヌの人たちがつけていた

アイヌ語の地名に、テキトーな漢字を当てちゃったためです。

絶対そうに違いありません。だってホントにゆるゆるの当て字なんです。

似た音や雰囲気があれば「いんでないかい」と採用しちゃったみたいで、

そのため、その漢字の通りに読んでも、

そこの地名にはならないという現象が起こります。

地元民はそんなもんだと思えば済みますが、

観光で訪れる人たちは、ヘンテコリンな地名に

困っているんじゃないかと思うと胸が痛みます。

「こったらテキトーな地名がついた北海道なんかに二度と来るもんか!」

と北海道が嫌われて観光客が来なくなったら、

本土の植民地的な色合いが強い北海道には、

致命的な打撃となります。地名だけに

なんちゃって。

 

まあ、そんなことを本気で心配しているわけではありませんが、

「へぇ、この字でこう読ませるんだ」的な地名は笑っちゃうやら情けないやら。

どうしてこんな字に決まったんだろうと不思議に思う今日この頃。

皆様いかがお過ごしですかって具合になっちゃいます。

これ以上ヘタクソな文章で説明してもわかりづらいと思うので、

実際の例を挙げて説明しますね。

何がいいかなぁ

あ、そうそう、全国的に知られていると思われる北方領土

択捉(えとろふ)を参考に見てみましょう。

「択捉」「択」は音読みでタク、訓読みでえらぶ、です。

「 捉」は音読みでソク、訓読みでとらえる、です。

これでどうしてエトロフと読めますか?

どこにエトロフが見えますか?

ってことになりますでしょ。

ね、あたしが言いたいのはそういうことです。わかっていただけたでしょうか。

択捉の場合もそうですが、北海道内のアイヌ語地名に当てた漢字地名との間には

意味的な関係性はないものがほとんどです。

ですから字面(じづら)からその土地の情報などは、一切わかりません。

また、中には見たこともないような難しい漢字を当てたものもたっくさんあります。

きっとそんな地名の名付け親は、底意地が悪くて性格の歪んだ

あたしみたいな嫌われ者だったに違いありません。

だって、あたしにその土地の命名権があったら、

きっと分厚い漢和辞典を引き引き、

とにかく画数の多い漢字を選んで

これなら誰も読めないだろうって地名を付けるはずですから。

ホント嫌な性格なのね。ウヒヒ。

 

そこで今回はあたしが読めなかった、

もしくは知らなかった北海道の難読地名をピックアップして

みなさんに教えてあげちゃいます。

うふふ、うれしいでしょ。

①相内で愛のない生活を送るのだ

まずは簡単な漢字を使った地名から出題します。

「相内」。ね、画数も少なめな簡単な漢字でしょ。

さぁ、ちゃんと読めたかな?

「そうない」「あいない」「あいうち」「そううち」などはみんなハズレだかんね。

これは「アイノナイ」と読みます。「の」に当たる漢字はなし。

素人には難しいですよね。

「相」と「内」の文字間に何かが隠されていると

コナン君ばりに推理しなければわからないという難問です。

現在の北見市内にあるアイノナイの地名の由来は、

アイヌ語で「アイヌ(人)・ナイ(川)=人のいる川」という意味なんだとか。

アイヌナイが変化してアイノナイになったんですかね。

日本語でアイノナイって聞いたら

〝結婚20年、すっかり冷えきった夫婦関係。

夫は会社の女の子と不倫中。妻は陶芸サークルの講師と不倫中。

夫婦の間にはすでに愛はかけらも残っていなかった。〟

みたいなことを連想しちゃいますよね。

行ったこともないくせに、あたしんとこも以前は愛のない生活だったから、

妙に親近感が湧いちゃいます。

 

アイヌの人々は、その土地の状態や状況を地名にすることが多かったようです。

ですから生活に密着していた川にまつわる地名がたいへん多くつけられていて、

「ナイ」や「ベツ」(どちらも川の意味)がつく地名がたくさんあります。

和人は基本的にはアイヌ語の音に漢字を当てたはずですが、

よくこんな組み合わせを思いついたもんだと感心する地名もあります。

②四六時中強制的に食事。呪われた地域は存在する!

というわけで「又飯時」です。

どう読んでも「まためしどき」ですよね。

かあちゃん、今ご飯食べたばかりだよ!

そんなに何度も食べられないよ!

もう、お腹破裂しちゃうよう!

……。今日も子供たちの悲鳴が響く地名を想像してしまいます。

何度食事してもすぐに食事の時間になってしまい、

ここに住んでいる人はみんなおデブちゃんになってしまうという

呪いがかけられた恐ろしい地域「又飯時」……なはずありません。

正解は「マタイトキ」

釧路町にあるこの地名は、アイヌ語の「ワッカ・タ・エトク」(水を汲む源)に

由来しているそうです。ウィキペディアにはそうあります。

「わっかたえとく」が「またいとき?」。

おいおい字数が減っちゃったし、語感も全然違ってるよ。どうなってんの?

しかも音にいたっては「タ」と「ト」しかかぶってないし

どうしてこれが許されたの? ナゾばかり残ります。

今となっては「どうして?」って考えても仕方ありません。

こうなったからには笑っちゃえばいいんです。バカな当て字をしあがったなって。

③白人は白人であって白人ではないって、どゆこと?

続いての登場は「白人」です。ハクジンとは読まないわよ。

シロヒトでもないわ。シロトはちょっと近づいた感じかな。

うふふ。読めました?

白人と書いて「チロット」と読みます。

あたし、この感覚はけっこう好きかも。

苦しまぎれ感が出てて笑っちゃいます。

「白人」は十勝地方の幕別町にあるそうな。

アイヌ語の「チロ・ト」(鳥の沼)より」とわれらがウィキペディアさん。

鳥の沼ですから鳥ばかりかもしれませんが、

白人もチロット見かけるかもしれません。

④弱い犬ほど良く吠える、イッチョマエに強がるけれど…

「俺様のバックには山口組の若頭がついてんだぞ!」

「全員コンクリート詰めにして河原に埋めてもいいんだぞ!」

いきなりで失礼しちゃいましたが、

こんなふうにいきがってばかりいる地域名があるんです。

それがここ石狩市岩内郡共和町にある「発足」

昔、国語の授業では「ほっそく」と習ったはずですが、

今では「はっそく」というんですね。

じぇんじぇん知らなかったあたしです。

あらら? 地名とは関係ありませんでした。

でも発足と書いてこの地名は「ほっそく」でも「はっそく」でもありません。

答えは「はったり」

けっして口先ばかりの人々が住んでいるわけではありませんからね。念のため。

アイヌ語の「ハッタル・ウシ」(淵があるもの)に由来してるんだって。

あたしだったら「初樽牛」くらいにつけるけどな。

本家じゃハッタしか合ってないし、ウシは放牧から逃げて行方不明だし…。

いいのいいの気にしない気にしない。

⑤男の楽園、巨乳の宝庫。一度は行きたい場所がある

ここらで男性が好きになる地名を一発。

厚岸町にある「愛冠」

読める人います?

今までの流れでいけば、アイカンじゃないことはわかるよね。

似た地名に「新冠」があります。こちらはニイカップと読みます。

そう。愛冠は「アイカップ」と読むんです。

ちなみに、I(あい)カップとはトップバスト(一番出っ張っている部分)と

アンダーバスト(乳房の下)の差が30㎝以上32.5㎝未満のカップサイズのことだって。

よくわからないけど、かなりのボインちゃんということは想像できますが、

この地域が巨乳の宝庫という保証にはなりません。

アイヌ語の「アイカプ」(矢が届かない)に由来しているんだって。

でかすぎるボインには、矢なんて歯が立たないわけね。

だけど、男の下半身は立ちまくります。

なんちゃって。えへへ、失礼いたしました。

⑥ドラマチックな物語を秘めた地名だといいな

次はちょいと勇ましい地名を紹介します。

釧路町にある地名の「初無敵」

漢字の字面から受ける印象とは全然違う意味の

アイヌ語で「ト・ウン・テㇰ」(沼であるような)に由来するそうです。

でも、この当て字はアイヌ語の語感の雰囲気が少し似ています。

ハツムテキではないけれどト・ウン・テㇰと似た語感。

「ソンテキ」と読むそうな。

テㇰのところが敵になったのね。初も「そ」と読めるし。

想像してみると、沼であるような土地に開拓に入った男たちが

ヒグマと戦い、厳しい冬と戦い、根が深い木々と戦い、

農地を切り拓いて苦労を実らせた時、

「俺たちは無敵だ」と誇らしげに言ったのかもしれないな、

なんて開拓の凄まじさを思い描いてしまうのはあたしだけでしょうか。

何かドラマチックな物語があったとすれば、この当て字もうなずけます。

⑦忍者も悲恋も関係なし。ちょっぴりエッチな意味合いが

運河で有名な観光地「小樽」には忍びの路があります。

かつて忍者たちが切磋琢磨した修行の場「忍路」

初めて出会った時には、忍者関連かと思いました。

でも許されない愛を貫く忍ぶ路の方がオモシロイかもしれません。

借金のカタに取られ身売りされた美人の娘。

金持ちの旦那に身請けされて囲われ者になっています。

その娘には同郷に結婚の約束を交わした若者がいました。

旦那の目を忍んで、娘は若者と密会を重ねます。

しかし、ある時ついに旦那に知られてしまいます。

怒った旦那は娘を土蔵に閉じ込めて外から鍵をかけ一歩も出られないようにしました。

落胆した娘はついに七日後、舌を噛み切って命をたち、

若者は密会場所で首を吊ってしまう…。

なんてストーリーは、この地名にはみじんも関係ありません。

どだい読み方も全然違うし。

みなさんは読めますか? 「忍路」

これで「オショロ」ってどうやって読む?

どうしてこの漢字?

あっ、しまった。また〝どうしてなぜなぜ病〟が発症しちゃった。

納得はいかないけど、あきらめるしかないのね。

でもさ、やっぱ忍(しのぶ)って書いて「オショ」はないよね。

あまりにひどすぎない、この当て字。そう思うでしょ。

ちなみに「オショロ」はアイヌ語地名とまったく同じ読み方なんです。

もひとつちなみにアイヌ語でオショロは「お尻のようなくぼみ」のことだって。

おじさんは胸よりもお尻派だから、どんなくぼみなのかメッチャ気になるぞー!

こういうのはすぐに女性の体に違いないと考えてしまう悪い癖が治りません。

女性のお尻を見るとつい触ってしまう根っからのスケベなのね。

オショロしぃ男なんです。なんちって。

 

疲れてきたから今回はこの辺でお開きとさせていただきます。

最後までお付き合いくださったみなさん、ありがとうございます。

チラッと覗きに来てくれた方にもお礼申し上げ、

またのお越しを心よりお待ちしております。

 っていっても、書く頻度がどんどん低下しちゃってるよなぁ…。

 

あのさ、一回こっきりの行きずりの関係じゃなくて、

何度来てくれてもいいんだよ。

なんだったら、以前の記事を読んでくれてもいいんだけどなぁ…。

でもこの内容じゃそうそう望めないか…。

 

ううう、今さら愚痴ってもしょうがないわ。

よっしゃ、次回はもっとオモシロイこと書いちゃるわいっ!

 

そんなわけで次回に続くのだ。

新聞における世代間ギャップを考察する

あたしはまったく知りませんでしたが、

雨降りの日に大勢が傘をさすと肌が荒れるんですって?

 

カサカサだって。

わはは。

 

今日は午後から雨降りです。肌荒れ覚悟で帰らなきゃね。

 

 

話はカサっとじゃなかった、ガラッと変わりますが、

職場で「最近の若いもんは新聞を読まない」って話になりましてね。

ほう、そうかな、と思い、近くの20代前半の若造に聞いてみると、

「読んでません」って、当然でしょ、みたいに言うんです。

「イマドキ新聞なんて読まないっすよ」だって…。

 

これも時代なんでしょうか。

あたしらの世代は半ば習慣化しているんですけどね。新聞購読。

通勤前に見出しだけでも目を通しておくってのが当たり前で、

たまにできないで出勤すると、なんだか不安になったりしてね。

「今日のニュースが話題にならなきゃいいな」

通勤のマイカーの中で、そう考えることもしばしばだったり。

 

今はどこにいても何をしてても、スマホですぐ調べられるから、

まったく新聞を読んでいなくても

若造くんが世の中のことを知らないかといえば、

ぜんぜんそうではないわけです。

悔しいけど、この地域の情報などは、

教えらることもよくあります。あたしのばやい…。

 

なんでも新聞の購読率は年々高齢化しているそうな。

やっぱりね。正直、たいして面白くないし。

www.garbagenews.net

このサイトによれば、10代20代の新聞購読率はひと桁。

そんなもんだろうなって感じです。読んでる人がいるのが不思議なくらい。

それより、あたしら50代だってたったの4割弱よ。

どゆこと?

思ってたより読まれてなかったのね、新聞。

もっとみんな取ってるのかと思ってたわ。

50代の半分以上が読んでないなんて!

めっちゃオドロキーっ!

よくわからないけど、

なんだかダマされてた感じがするのはなぜ?

これを知ったらやめてもいいかなって思えてきました。

あたしんちは1紙しかとっていませんが、

高いからやめようかって、毎月のようにカミさんと話してたんです。

だって、次の日にはゴミになる紙の束に

毎月4000円弱もお金をかけるなんて、

金持ちの道楽以外のナニモノでもないでしょ。

世の中の貧民を代表するような稼ぎしかないあたしには

とても贅沢に思えます。

ただ、ないと物足りない気もして…。

複雑なお年頃です。

読む新聞は変わっていますけど、

なんだかんだ30年以上も購読しているわけですから、

すっかり習慣になっちゃってるんです。

 

「やはり若者には新聞を読ませるべきであーる」と

唐突にそんな結論に達した職場のジジイどもは(あたしは部外者)

何を思ったか、若い社員たちにいきなり新聞の有用性を解き、

習慣づけることの重要性を訴え、

ヘキエキとされ、大いに反感を買ったのであります。

   (あまりにもトートツすぎるんだわ、あんたたち…。)

 

あたしの横にいた若造がぽつり。

習慣習慣って言ってるけど、新聞は日刊だべや」

 

うまいこと言うね。若造、あんたの勝ち!

「うんこ」は大人もおもしろい

約1カ月ぶりに社会復帰してますが、正直仕事がつらい、めんどい、帰りたいの3拍子。

毎日、ヨハンシュトラウス2世のように見事なワルツを奏でています。

きっと顔や態度にも出ているんでしょう。

近くの若造が「大丈夫っすか」なんてやたらと気を使ってくれますが、

またそれが腹立たしい。

「るっせぇんだよ」

顔も見ずに不機嫌な声で、そう言ってやります。

 

やだ、あたしってホントやな性格。

 

そう気づいたら急に申し訳ない気持ちになって、

帰りがけに缶コーヒーを買ってあげました。

 

気が小さい、やな性格なのね…。

 

こんなことなら退院なんかするんじゃなかった。

死んだ人もいるんじゃないかと思えるほど、退屈な入院生活が恋しくなっています。 

あ〜も〜、なんで働かなきゃなんないんだろう。ホントイヤんなっちゃう。

いい歳こいてこのザマです。勤労意欲マイナス20000%。うんこ社員です。

あ、うんこといえばみなさんご存知でした? すんごい漢字ドリルのこと。

 全編にあふれる「うんこ」 

「(た)んぼ のどまん中で うんこをひろった」 

「(た)うえをしながら うんこをもらす おじいさん」 

「すい(でん)に うんこを なげいれる」

「(かたな)の先っぽに うんこをつけて たたかう 男」

「名(とう)で うんこを 真っ二つに  切りさいた」

「木(とう)かと 思ったら うんこだった」

「うんことかぶと虫を (たい)決させています」

「うんこから ぜっ(たい)に 目をはなさいでください」

「世界平和のためには (はく)愛の心と うんこが大切だ」

「うんこパーティーの費用は 父が負(たん)してくれた」

これが実際に市販されている「うんこ漢字ドリル」の例文の一例です。

( )の中の平仮名を漢字にするというのが問題なのね。 

 小学1年生から6年生までに習う漢字1006字×3例文=3018例文すべてに「うんこ」を使用することに成功! だから、子どもたちが笑いながら書き取りできるのです。

「うんこ漢字ドリル」公式ホームページでは、高らかにこう謳っております。

unkokanji.com

 3018例文すべてに「うんこ」を使用することに成功って、

ちょっと大げさすぎる気がするけどねぇ…。

ただ、学年が上がるたびに例文のレベルも上がっていくように思えます。

というよりワルノリしていきます。

 

でも、オモシロイ。けっこう笑えます。

「犯人に東京駅でうんこをしろと命令されたんです」とか

「かれは、うんこだけを持ってカナダへ移住していった」やら

「ビーカーからフラスコにうんこを移している」なんて

ハチャメチャな例文が次々出てきます。

中でも「先生の頭にうんこをのせたことを反省しています」

「父のうんこから未知の物質が発見された」というのを読んだときは、

声を出して笑ってしまいました。仕事中なのに…。

 

たしかに子供たちはうんこが大好きですよね。

とくに男の子は。

なんの脈絡もなく「うんこ」と言っただけで大爆笑になります。

ウソだと思ったら試して見てください。

周りの大人にヘンタイ扱いされないように十分注意してね。

 

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

 
日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学2年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学2年生

  
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学3年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学3年生

 
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学4年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学4年生

 
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学5年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学5年生

 
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学6年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学6年生

 

 

あたしは未だに少年の心の持ち主ですから、うんこネタは大好きです。

みなさんもそうでしょ?

 

さて、同じうんこネタでも、こちらの写真のような世界はどうでしょう。

ひょっとしたら画像加工ソフトで改変された画像かもしれません。

初めて見たときは驚きました。こんな世界がホントにあるんだと。

f:id:kunbe:20170131162819j:plain

SMマニアの方々でしょうか? すんごい関係………ですね。

あまりにマニアックすぎて、ナハッナハッとは笑えません。 

那覇市公園管理室の方々も度重なる被害に止むを得ず、

こんな看板を設置したのでしょうか?

糞の被害だけに憤慨したかな。

 

 

こういった世界は、正直ちょっぴり気になります。

でも、あたしには無縁です。残念ながら。

実際そういう状況になったら、きっとドン引きしちゃうと思います。

 

あたしは、圧倒的に「うんこ漢字ドリル」の世界の方が、

ばかばかしくて平和な感じで好きですね。

 

あ〜あ! あしたも仕事かよっ! 

「こんなうんこみたいな仕事はしたくないと言った(しゃ)員がクビになった」

うんこ漢字ドリル未掲載の例文です。

本当にそうなったら世の中のうんこになってしまうので、

この辺で寝ることにします。

今回もおつきあいいただきありがとうございました。

では、また。

 

あっ、そうだ。

寝る前にうんこしよう! 

 

しつこいですね…。

 

イライラするのよ!

カミさん御用達のタブレットを落として壊してしまってからというもの、ブログ更新をiPhoneでやるはめになったんだけどさ、つっかいづらいわぁ、これ! 当たり前だけど、画面がちっちゃ過ぎるのよ!ふっとい指でちまちま文字を入力するのって、初老のおじさんには苦痛以外のナニモノでもないわ。ゴーモンよ、ゴーモン。濁音にしたり半濁音にしたり漢字にしたりカタカナにしてみたりと、何かと手間だわ。もっと頭よくなりなさいよっ! たっかいお金ばっか取りやがって。エーアイはどうしたのAIは。

結論からいうとかなり「メンドクサイ」ぞ、お前。あたしゃたしかに生まれついての無精者の名を一度も手放すことなく、50年以上を生きてきましたよ。だけどね、あたしが無精だからっていう問題とは次元が違うんじゃござんせんかって話だよ。

今はたまたま入院してるから、時間は売るほどあるけどさ。クソ暑い病室で一心不乱にスマホを握り締め、文字を入力するという行為は、やたらと体力を消耗するのよ。指が太いから文字盤が隠れるし、やっぱりヘンカンがメンドクサイし、画面がちっちゃくて目が疲れるし、などなど。ほんの少し入力しただけで息切れよ。

何度もキーを打ち間違えるわ、変換ミスは繰り返すわ。七転び八起きならぬ七転八倒。修行僧じゃないっつーの!心頭滅却すれば火もまた涼しなんて神通力が必要なの? スマホの文字入力って。ちっともスマートじゃないわiPhone

そもそもスマートフォンって賢い電話って意味でしょう。この程度で賢いだなんてちゃんちゃらオカシイって言いたいのよ! 賢いってぇのはひとこと入力すれば、勝手に文章をつくってくれたりすることをいうの! ひとこと入力するたびにあたふたさせてるようじゃまだまだよ! もっと進化しなさい! わかったか‼︎

 

あー、イライラした。

タブレット壊したあたしが悪いんですけど、スマホの文字入力が思いのほかタイヘンだっだから、ついイラっとしちゃって。いい年こいてヒスっちゃいました。ニャハハ。

 

それはそうと、あたし明日退院です。

どうにか歩けるようになりました。

ワッハッハ!

ウチに帰ったら、久しぶりにパソコンで更新しようっと。二度とiPhoneで更新なんかしてやらないからな!

 

 

 

ひまつぶし日記 4 そんたくってなに

「そんたく(忖度)って知ってるかい?」

「ああ、知ってるよ。じいさんは山へ芝刈りにってやつでしょ」

「芝刈り?」

「ああ、爺さんは山へ芝刈りに、婆さんは川へそんたくに…」

「そりゃ洗濯だろうーが!」

「ありゃりゃ」

「俺が聞いてるのはそんたくだよ。忖度」

「そんたくとは(そんなことは)知らない」

「ばかたれ」

「ああ! わかった! 荷物を背負いながら勉強して出世した人でしょ」

「そりゃ二宮尊徳だ」

「5月にやる博多のお祭り」

「それは博多どんたく」

「意識がもうろうと

「混濁(こんだく)ね」

「賛成の人ぉ、手を挙げてぇ」

「採択(さいたく)だろ」

 「はーい血液採りますねぇ」

「それは採血。もういいよ」

 

相も変わらずつまらない入り方ですみません。

 

みなさんはご存知でした?「忖度」(そんたく)って言葉と意味。

 

なんでも、他人の気持ちを推し量ることだそうで、実に日本的な言葉なのね。

 相手の気持ちを汲み取って、先回りして(相手の)いいようにしてあげる。

という解釈もあるそうな。

いわゆる「気遣い」のことですかね。

古き良き日本の心を感じる、奥ゆかしい言葉ですね。

 

今回の森友学園への国有地超格安払い下げ問題が、この「忖度」によるものだっておバカな政治家がのたまいました。

 

みなさん、ホントにそう思う?

 

時おり、あまり聞かない言葉を持ち出して、もっともらしい説明をして見せて、煙に巻こうとする政治家が登場しますね。

今回もそのたぐいでしょう。

 

はっきり申し上げますが、この件は忖度ではなくゴマすりです。ドが過ぎた。

 

政府に人事権を握られてしまった高級官僚と呼ばれる方々は、自分たちの将来を安定させるために、当然、政府の顔色をうかがうようになります。

これは財務省近畿財務局のコッパ役人どもも同じです。

早い話が、総理夫人が関係している学校法人が絡んでいる土地だから、むずかしいこと言わないで、ちゃっちゃと売却した方が「あいつはなかなか使えるな」って高評価されると判断した結果、あんなバカげた値引きになったってことでしょう。

彼らに国有地が国民の財産だという意識はありませんね。信じられないけど。

そうでなきゃ9億5600万円の土地を1億3400万円に値下げなんてできるはずありません。それで通ると思ってたんだから、世話が焼けます。不思議ですが犯罪ではないんですね。ヘンな国。きっと似たような事例がゴマンとあるのでしよう。こんなヤツらに国をいじくり回されているんです。恐ろしいことです。感覚があたしたちとは違いすぎます。だから彼らは悪いと認めない。みんなやってんのに「なんでわしらだけ責められるんじゃ!」。そんな気分じゃないでしょうか。

 

告発した豊中市議さんや市民の皆さんにはお礼をしなければなりません。よくぞ知らしめてくださいました。ありがとうございます。まず政治家たちがアタマ下げろよ。とくに与党。なんだか迷惑そうなそぶりが目に付きませんか。

安倍晋三は完全に調子に乗ってます。高い支持率に支えられて…。なぜ、こんな浅はかな坊っちゃん政治家が人気なのか、あたしには理解できません。安保もTPPもこの国を危うくするだけで、国民を不幸にする政策なのに。TPPが葬られたのは、本当にラッキーでした。

あたしたち庶民もそろそろ目を覚ましましょうね。

 

しかし、値引き率9割だって。すんごいね。

 

あたしらは、夕方のスーパーマーケットで1割からせいぜい5割までの値引きに一喜一憂してます。食料品などの生活必需品で。9割引なんて見たことないわ。そんなのあったら即買いですよね。多少傷んでいてもさ。ただ9割引でも1億円以上だったら、目ん玉は飛び出しても手も足も出ません。

ホントに不思議なんだけど、国民の財産を担当官僚なんかが勝手に値下げして問題ないの。自分らの物だって思ってるからいいの? 年金問題のときの社会保険庁のときと同じだね。結局何も変わってないのね。役人体質。

籠池さんに注目が集まりがちな事件ですけど、あたしは官僚の在り方の問題だと思います。やっていいことと悪いことの区別くらいつけられないのかな。だとすると法律で取り締まることを真剣に考えなきゃいけなくなりますね。

 

この事件を単なる忖度だよと言う政治家がでてきたり、たいした問題じゃないんだよ的な雰囲気づくりが行なわれていますが、これは重大な事件です。総理大臣の奥さんの在り方も含めて、きちんと定める必要があると思います。長々と書いてしまいましたが、みなさんはどのように考えますか。

 

リハビリしかすることがない、ヘンクツじじいが取り留めもなく書き散らかしました。お付き合いいただきありがとうございます。

それでは、バイナラ。