インフルでした
元旦の朝、ついに39度突破。
お風呂のお湯の温度だったら、ちょうどいい感じなんですけど、残念ながら妻の体温。
妻もこれだけの高温は久しぶりのようで、素直に「病院連れてって」。
そう言う妻の顔は、目の周りとほっぺたが真っ赤っかで、京劇のサルのようになっています。普段は色白の子ブタちゃんなのに…。
かわいそうなので急いで休日当番医へ直行です。
車を飛ばすこと10分。当の病院は元日早々盛況御礼。駐車場からはみ出した車が道路の両側にズラ〜っと並んでいます。
混んでいることは想定していましたが、まさかこれほどとは。これは余裕で3時間以上待ち。受付だけを済まして一旦帰宅です。
妻を寝室に寝かして、お昼近くに再び出発。
今度は駐車場に空きがありました。
「待合室で座って待てそうだから、このまま待つね」と、妻からメール。
それでも1時間ほど車で待機です。
ようやく出てきた妻が「A型だって」と一言。
やっぱりインフルエンザでした!
隣接している調剤薬局で薬をもらい帰宅です。
薬は「リレンザ」。錠剤を吸入器にセットして、割った粉状のものを吸引するというタイプです。飲むんじゃなくて吸引。へぇ〜、そんなのがあるんですね。全く知りませんでした。ただ、副作用などで問題になった「タミフル」ではなかったので、少し安心です。
帰宅後すぐにトライ。安心感も手伝ったのか、夕方にはいったん熱が下がり(37.3度)、食欲も出たようです。よかったよかった。
さて、地上波もスカパーも私好みの番組を放送していないようなので、妻を一人自宅に隔離し、あたしは近所のパチンコ屋さんへ。そこの店には、なんと0.4円パチンコがあるんです。暇つぶしにぴったりでしょ。ドル箱一箱でおよそ500円くらいの換金率。そんなコーナーで、勝ちにこだわる必要ありません。古い機種ばかりですが、甘デジからマックスまで、それなりにバラエティ豊かです。普段やったことのない台がどんな感じなのかを確認するにはもってこいなんです。って、ぜんぜん回らん。回らなかったらどんな台なのか判断できないでしょ! いいから回れ! さっさと回れ! ハンドルを握る手に力が入ります。こらぁあ!ぶっ壊すぞワレェ! 回れ回れ! イライライライラ。
………。
あっ、さっきはぶっ壊すぞなんて言ってごめんね。おじさん少し言いすぎたね。君もさ、もう少し仕事してくれれば、そんなこと言ったりしなかったんだよ。見た目は悪いけど、こう見えてもおじさんは紳士なんだぞ。えっ? そうは見えない? あははは、君も言ってくれるねぇ! あの、だからさ、わかるよね、もう少しだけ回って見せてくれないかな。もう少しだけ。いいじゃないのぉ。
「ダメよぉ〜ダメダメ」
さっぱりやる気のない台の野郎を最後にゴツンとど突き、とっとと帰宅です。妻を置き去りにしたバチでしょうか。あ〜新年早々、損したぁ、500円。