kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

諦めないで

 後藤健二さんは、いったいどうなってしまったんですか?

 人質交換は上手くできなかったようですが…。

 

 イスラム国は何がしたいのでしょう。

 彼らが信じる神は、彼らに何を求めているのでしょう。

 意思の決定は誰がどのように行っているんでしょう。

 

 戦闘地域で困っている人たちを助けるため、または、その現状を世に知らしめるため、そこに入った人々。彼らを捕まえて殺し、人質にして自分たちの仲間と交換する。

 

 神が本当に望んだのですか?

 

 あたしには知識がないので、間違っているかもしれませんが、イスラム教はそんな宗教ではなかったように思います。信者は厳しい戒律を守りながらも、他者には優しい宗教だと記憶していました。

 

 一昔前に日本では、学生運動の全盛期がありました。60年安保とか70年安保とか、聞き覚えのある方は多いと思います。その中から連合赤軍という組織が生まれました。有名な浅間山荘事件を起こした組織です。敵対する者を暴力で屈服させ、挙げ句は「総括」の名の下に、仲間同士での殺し合いも。主義主張よりその暴力性が注目される集団でした。

 あたしには、今のイスラム過激派が日本の連合赤軍と同じような組織に見えてなりません。もちろん規模や勢力や軍事力などにおいて、連合赤軍ははるかに及びませんが。ただ、主義主張がかすんでしまうほどの暴力性に、他の人々は恐れを抱くしかない状況がよく似ているように思えるのです。

 どれほど立派な思いでも、殺人や略奪、蹂躙といった暴力を介する行動では、人々はついてこないと思います。現代では当たり前のことです。

 ただ、彼らの地域でも当たり前かどうかは分かりません。

 

 もうひとつ。

 わたしたちは、歴史の時間などに様々な国の盛衰を学んできました。

 しかしながら、リアルタイムで一つの国が生まれるタイミングに存在したことがあったでしょうか。

 アフリカ辺りでは、ちょくちょくそのような出来事があったようですが、あまり詳しく報道されていなかったようなので、広く一般の日本人が知るところではなかったと思います。

 ひょっとすると、彼らのいう国家が誕生するときには、紛争が相次ぎ略奪や殺人が平然と行われ、地域に住む人々が力によって組み伏せられていく状況が続き、やがて他国も認めざるを得ない支配地域へと変貌して、一国が誕生するのかもしれません。

 そう考えると国が滅びる時には周辺が騒がしくなり、小競り合いが起き、やがて大きな勢力を持った反乱組織がいくつか生まれ、淘汰されてその一つが頂点に立つ、と習ったようにも思います。

 日本は第二次世界大戦で敗れ、連合軍が乗り込んできた時を除いて、支配を経験していない国ですから、やっぱり平和ボケしているだけなのかもしれません。

 あたしは平和ボケっていい言葉だと思いますよ。

 こんな幸せなことはないでしょう。

 

 なんだか、まとまりのない支離滅裂な書き込みですいません。

 何を言ったところで始まらないのは百も承知で、言わせていただきますが

 後藤さんを解放してください。

 それだけなんです。

 

 また勤務時間中に書いちまったい。

 神様に怒られるかも。