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kunbeのあれこれ雑記帳

読んでくれた人がクスッと笑えるような事柄を、時には事実に基づき、時にはウソ八百を書き綴ります。

暇人目前

気がつけば雪がとけ確実に季節は移り替わりましたね。

いやぁ、忙しかったなぁ。

あとは少々の直しをして校了を待つばかり。

これが終わればまた暇人です。

ブログの更新も勤務時間中にできちゃう。

えへへ。

暖かい季節になるとあたしも行動的になります。

まずは魚釣り。

何が何でも大物を釣らなければ。

部署は違うんですが、会社の同僚3人で

「平もの」「サケ」2種目で賭けをしております。

1種目5000円で優勝した者が現金総取りです。

早い話が1種目1万円、2種目優勝なら2万円ということになります。

春先は平もの。平べったいお魚の大きさを競います。

つまりはカレイ類ですね。

一応ヒラメも入るんですけど、ここいらではあまり釣れません。

条件は投げ釣りで釣ること。

だけ。

一昨年はあたしが47センチのクロガシラガレイを釣って見事優勝。

ケータイでメジャーをあてた画像を撮影して、

仲間だけの掲示板にアップ。

サケ釣りが始まるまでに、それを超える大物が出ない限りは、

優勝が確定します。

本来ならね。

でも、釣り師ってのは往生際が悪くて、

簡単には引き下がりません。

お盆開け頃からサケ釣りが始まるんですが、

ここいらで「タカノハ」と呼ばれる

マツカワガレイ」の産卵時期とも重なりまして、

こいつらが岸に寄って来るんです。

なんでも産卵は比較的浅場でするそうで、

おまけにサケ釣り用のエサのサンマやカツオが

そこら中に投げ込まれていますから、

お腹をすかしたマツカワは、

すぐ近くに来ちゃうことがよくあるんです。

それで、10本くらい出すサケ釣り用の投げ竿に紛れ込ませて、

ちゃっかり2本ほどマツカワ狙いの仕掛けを投入。

あわよくば一発大逆転を狙います。

あさましいでしょ。

でも、マツカワも50センチを超えるような大物は

そう簡単には釣れませんし、

やっぱりサケ釣りの魅力にはかないませんから、

なかなかそっちに集中できず、

中途半端になっちゃう。

そういう欲の皮が突っ張った状態でいると、

サケ釣りにも影響が出ちゃいます。

まさしく「二兎を追うもの一兎も得ず」なんです。

わかっちゃいるけど、そうなっちゃう。

何もかも中途半端。まるで誰かさんの人生のよう…。

あっ、あたしか…。

平ものは大きさ、サケは釣った数を争います。

悲しいかな、サケ釣りで優勝したことは一度もありません。

平ものもたった一度だけ。

先ほど書いた一昨年だけなんです。

ヘタクソなんですね、あたし。

クジ運も弱いのね、あたし。

決して暮らしに余裕があるサラリーマンではありませんから、

1種目に5000円も賭けるなんて、

かなり贅沢な遊びですが、

1年の締めくくりに大枚がせしめられる魅力はなかなかです。

一度も2冠を達成していないこともあって、

最近は目の色が違います。

成績がぱっとしないままシーズン終了が迫ってくると、

どこかのスーパーで大きなクロガシラガレイや

色つやのいいサケを買ってきて、

釣り針をくわえさせて、

いかにも釣ったぞ的な偽造工作を働きたくなります。

クロガシラはどんな大物でも1匹の値段は千円程度。

サケだって余程のブランドものでもない限りは2〜4千円です。

下手をすれば「ホッチャレ」という婚姻色のついた

皮が硬くなってしまったものなんか、

1匹100円の投げ売りをしていることだってあります。

だから不正をしても十分元はとれるんです。

ほぼ毎年、誘惑にかられます。

それをしないでいるのは、

あたしが欲望に負けない立派な人間だからです。

 

ではなくて、

もしズルをしてお金をせしめても、

後ろめたくてココロが痛いだけだってわかってるからです。

同僚をだましてお金を巻き上げるなんて、

あたしにはできません。

でも、誘惑に駆られちゃうんです。

人間て弱い生き物なのね…。

 

クロガシラもサケもアタリがあったから、

ハリに食いついたからって、

必ず釣り上げられるわけではありません。

あたくしどもは、仕掛けを飛ばす距離を伸ばすために、

なるべく細く強度のある糸(ライン)を使います。

200メートル1万円もするようなラインなら大丈夫かもしれませんが、

200メートル2000円を切るような

レベルのラインでは強度も自ずと限界があります。

つまり大物がかかった場合、

ラインが切れる比率も比例するということです。

とくにサケ釣りで多いんです。

岸に上げて自分が手にするまで気を抜けません。

リールのドラグを緩めて、

強烈な引きに対してラインが出ていくような状態にしておきながら、

引かれれば緩め、緩めば巻き、の繰り返しです。

そうやって慎重にやり取りをしていても、

切られちゃう場合があるんです。

「エ〜ン。切れちゃったぁ!」

なんて声があちこちから聞こえます。

いよいよ、そんなシーズンが開幕するんです。

明日の天気はどうでしょうか。

うふふ。

 

あっ、まだ仕掛け作ってなかった…

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