kunbeのあれこれ雑記帳

読んでくれた人がクスッと笑えるような事柄を、時には事実に基づき、時にはウソ八百を書き綴ります。

5月3日は霧の中

待ちに待ったゴールデンウイーク。

5月3日は比較的に天気がよく、絶好の釣り日和かと思いきや、

日頃の行いが悪いのが祟ったのか霧が濃うござんしたね。

それでも、釣りしかすることがないボンクラ親父は、

いそいそと準備をして、

かねてから狙いを定めていた

苫小牧港東港のフェリーターミナル横の海岸へ。

霧が深く立ちこめてましたが着いた時はそれほどでもなく、

原発が稼働していない現在、北海道の電力の大半を供給している、

対岸の苫東厚真火力発電所も見えていたのですが、

しばらくすると何も見えないくらいの深い霧に覆われてしまいました。

 

始めた頃はこんな感じでした。

f:id:kunbe:20150507150302j:plain

風が弱かったので、それほど寒くはなかったのですが、

まるで雲の中で釣りをしている仙人にでもなったような気分。

 

大潮ということもあって、夜中に満潮を迎えた潮は明け方に引き始め、

浅瀬になった小さな入り江状のところで

カミサンはせっせと潮干狩りです。

潮干狩りの道具を出掛けに忘れて、ホタテの貝殻などを器用に使い、

アサリ7個と岩牡蠣を数個採取して満足そうです。

 

あたしの釣りはさっぱり。何も釣れません。

それどころかフェリーを入港させるために

50メートルほど沖合が十数メートル掘り込まれているのですが、

その駆け上がりに海草類がびっしりと繁茂しています。

投げた仕掛けのエサを取り替えるために巻き上げる度

その海藻がギュウッギュウッと締め付けるように絡まって、

仕掛けがなかなか戻ってきません。

それでも最初のうちは無事に戻っていましたが、

潮が込んできて深さが増すと海藻の締め付けもより強力になります。

 

「行かないで、あんたぁ!。あたしを捨てないで」

「おらぁ、もうお前には飽き飽きだ。さっさとほかの男にでも乗り換えろ!」

「いやぁ!」

「いい加減にしねぇか!」

「嫌ですアニさん。あっちはあんたが命と決めているんです!」

「そんなこと勝手に決められても、おらぁ、責任とれねぇぜ!」

「待って待ってアニさん待って!」

必死にすがりつく女を尻目に、吐き捨てるように言う男。

女は負けじと必死にすがる…。

 

そんな一昔前のドラマのような展開が、海の中で繰り広げられるんです。

 

海藻が絡み付くといえば、

たしか阿刀田高さんの短編小説に

すごく怖いのがありました。

 

船の事故で海に投げ出された乗客たち。

年老いた母と乗っていた息子が必死に陸を目指して泳ぎます。

息子が泳いでいるとしつこく海藻が絡み付き

「邪魔だ、どけ!」

息子は、まとわりつく海藻をよけようと、何度も海中で蹴りを入れます。

ようやく海藻がからまなくなって、

へとへとになりながら陸地にたどり着いた息子。

残念ながら母親は遺体で収容されます。

その母親の手には息子のズボンの切れ端が握られて…。

絡み付く海藻と思っていたのは実は…。

 

詳細は違うかもしれません。

小説のタイトルも忘れてしまいましたが、

とても恐ろしかったのは覚えています。

あのころの阿刀田さんはすごかったなぁ…。

 

そんなことは、どうでもいいんです。

釣りの話ですよね。

f:id:kunbe:20150507150301j:plain

潮が込んでくるのと時を同じくするように

霧も濃くなっていきまして、もう対岸は見えません。

 

海藻の絡み付きもいよいよ激しさを増して、

とうとう海の藻くずとなる仕掛けが続出。

力糸と道糸の結び目からすっぽ抜けます。

どうも電車結びが上手くできていないのか、

引っかかるといつもここから切れちゃいます。

持って行った力糸すべてを失ったので、

力糸なしでやってみましたが、

今度は道糸の途中から切れちゃいます。

わずか0.8号の安物PEもどきラインは、やっぱり弱かったっす。

どんどん道糸が短くなり、投げ釣り不能となりました。

結局アタリは一度も無し。むなしさだけが友達です。

「こんなはずじゃなかったのに…」

 

P.S. ブログに写真を入れるのってけっこう大変な作業ですね。

みなさんよくやっておられますわぁ。

感心感心。

あれ? なんか上から目線だね。

次回、リベンジに燃える連休後半戦。

乞うご期待だぜ! 

写真アップしながら書くのって、疲れるんだわ。

ちょっと一息入れて、また明日書くことにします。

根性なしでごめんちゃい。

広告を非表示にする