kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

車検て必要ですか その2 自賠責と印紙代

 

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車検の話が長くなったので、

その続編ということで読んでくれたらうれしいぜよ!

 

融通きかない自賠責

 

さて、車検時に支払うものに自賠責保険料があります。

基本的には次の車検までの2年間分を

有無を言わせず一括納入させられます。

普通乗用車で27,840円。

通常は車検を受けた整備工場の料金明細に

一括の料金が記載されていますね。

調べてみると、どうやら分割払いは不可のようです。

もしもこれができると、1ヶ月1,160円。

どうです?

めっちゃ負担感が軽くなるように思いませんか。

でも、現実は一括。

支払わなきゃ車に乗ることは許されません。

罰則まであって

1年以下の懲役または50万円以下の罰金。

さらに違反点数が6点で免許停止1ヶ月になります。

免停になるってことは、さらに罰金もかかるんじゃないの?

簡易裁判所あたりから呼び出しされて…。

違うかな。

さすがはお上。抜け目がないです。

 

「おでぇ官様ぁ〜、それを持ってかれたらわしらの食う米がぁ」

「ならんならん」

「うううっ、お静、すまねぇ。おらがこんな体なばかりに…」

「おとっつぁん、それは言わない約束でしょ」

「おでぇ官様ぁ、後生ですから、どうか分割で」

 「ならん!何が何でも一括だ!」

「後生でごぜぇますだぁ!おでぇ官様ぁ〜」

「ならんものはならん!」

 

一昔前の時代劇でお決まりの

お百姓さんをいじめる

悪代官の姿が思い出されます。

 

どうして分割払いが認められないのか

いまいち分かりません。

あたしが調べた限りでは

自賠責法で決まっている云々しか見つけられません。

この法律は昭和30年(1955年)にできた法律です。

今年は2015年。すでに60年が経ちました。

時代は変わって当時とは比較にならないほど

モータリゼーションが普及しています。

時代は変化したのに還暦を迎えた法律に縛られる。

悲しい現実が野放しになっています。

最近言われることが多くなった現実と法律の乖離。

その一面が現れている例ともいえるのではないでしょうか。

 

強制的に払わされるのですから、税金と同じですよね。

自動車ユーザーの立場で言いますと

そろそろ分割徴収を検討してほしい

です。

皆さんはどうでしょう。

保険料の見直しは

毎年のように行われているようですが…。

 

オランダ生まれの罪な奴

 

ところで、領収書などを作る時に

印紙代がかかるケースはよくありますよね。

あの切手のような代物を貼り付けるやつ。

これも立派な税金なんです。

 車検に払う法定費用には車両重量税のほかに

2年間分の自賠責保険代と

印紙代なんてのも2千円弱かかるようです。

ふ〜ん、印紙代ね…。

ずいぶんとせこい金額だね

………。

………。

ところで印紙代って何よっ!

今まであんまり考えたことなかったけど、

ちょこちょこいろんな場面で登場してきます。

気がつくと、とたんに目障りになるんだよね。

なにぃ〜っ! お前の正体もやっぱり税金か!

そう分かるとますます腹が立ってきます。

印紙税」というんだそうです。

税金界の名脇役ですわ。

印紙税は、経済取引に伴い作成される文書の背後には経済的利益があると推定されること及び文書を作成することによって取引事実が明確化し法律関係が安定化することに着目して広範な文書に軽度の負担を求める文書課税である。

意味判りますか?

これは平成17年第162国会での櫻井参議院議員の質問に対する

小泉総理の答弁書からの引用ですが、

いかにも役人が作った文書感丸出しでしょ。

なんだか判ったような判らないような…。

まだ、あたしの悪文の方がましだわ。ねっ。

えっ、そんなことない?

………。

………。

クスン。

………。

 

えーと、

気を取り直して進めましょう。

印紙税のことでしたね…。

 

小泉答弁より「教えてgoo」の方がずっと判りやすいわ。

oshiete.goo.ne.jp

 

また、印紙税に関して

税理士の方のブログに

面白いことが書かれていました。

moriri12345.blog13.fc2.com

興味を持たれた方は訪問してみてください。

 

結局、取りやすい やり方

だから…、ということに尽きるようです。

オランダのバカ!

………。

………。

分かる人だけ分かってね!

さっさと廃止すべき税金の一つですな。

 

 で、結局、法定費用だけで6万円近くかかるんです。

あくまでも、あたしの車の場合ですよ。

ざけんな! ですよね。

意外なことに点検料は5千円以下のところが増えたようで、

諸外国と比べても安い方に入るようです。

 

ところで自賠責保険の補償額ってご存じでした?

死亡事故で3千万円。

傷害事故で120万円ですって。

民間でやっている任意保険は

この自賠責保険補償分から、はみ出したところを補うものなんです。

実にいやらしい仕組みです。

自賠責の補償を

もっと増やせばいいんじゃないかって思うんですけど、

そうなると保険料も比例して高くなるでしょうし、

なんとも頭が痛い問題です。

保険料がどうにもならないのであれば残るは重量税です。

例えば年ごとに税金額が少なくなるような仕組みにするとか。

でも、そもそも徴収意義を失った(特定財源から一般財源化)わけだから、

やっぱり廃止しろと声を上げるのが大切で、

最善のことなのでしょう。

自賠責分割徴収と

車両従量税の廃止

 

政治家と官僚の早急な行動と決断を望みたいですね。