kunbeのあれこれ雑記帳

読んでくれた人がクスッと笑えるような事柄を、時には事実に基づき、時にはウソ八百を書き綴ります。

■不思議の国のアタシ

群馬県の寒村で起こった連続殺人事件。

村とは名ばかりのわずか5戸の集落、鹿又村。

発端は一家3人の惨殺。

一体は頭を握りつぶされたような死体。

他の二体はダンプカーに轢かれたような激しい損傷。

そして極端に少ない物証。

捜査が進まないまま第2第3の事件が。

 

人間業と思えぬ残忍でむごたらしい殺し方。

天狗を見たと言う老婆。

口を閉ざす村人。

警察も手口に驚きを隠しきれずにいた…。

 

主人公は通信社の新人記者。

盲目の女との熱い情事。

暗躍する米軍。

見え隠れするベトナム戦争の影。

そしてUMAー。

 

時は流れ未解決のまま26年。

主人公はひょんなことから事件を調べ直すことになる。

 

■TENGUを読みました

 

なんだか面白そうでしょ。

結論から言っちゃうけど、面白ござんした!

これが100円で楽しめるなんて、日本っていい国ね!

 

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作者は柴田哲孝さん。

恥ずかしながら初めて読む作家でした。

経歴も面白いですが、本書もすこぶる面白い。

久しぶりの長編でしたが、楽しんで読みました。

2006年の本のようですから、10年近く前の作品です。

 

毎度おなじみ、近所のブックオフ

1冊100円の本を無造作に買うという

月1回のお楽しみセットの中で埋もれていました。

買った時は気になんなかったんだけど、

ローマ字のタイトルが読む気にさせなかったんだよね。

なんとなく…。

 

でも掘り出してからというもの

こちらも毎度おなじみ

トイレ、おフロ、どこにでも一緒に行って

時間があればページを開いておりました。

それくらい読ませる内容。

文章も分かりやすい。

ちょっとハードボイルドチックなところも男心をくすぐります。

SF小説になるのかなと思わせながらも

読者をグイグイ引っ張り込みます。

UMAの話が好きだからかもしれませんが

結末には驚かされました。

あのねあのね

結末には「〓〓〓〓〓〓〓〓〓」が出てくるんだじょ〜っ!

あ〜あ言ってしまいたいわぁ。

 

■小説って縦糸と横糸の紡ぎ合い

 

「た〜ての糸はあなた よ〜この糸はわ〜たしぃ」

「糸」っていう中島みゆきさんの曲に

とてもよい歌詞がありますね。

小説も同じことがいえるんじゃないかな。

あ、小説に限りませんね。

人生しかり小説しかり

すべてのエンターテインメントにいえることですよね。

 

縦糸と横糸。

これがしっかりしていないと、どんな話もつまらなくなります。

 

人生の場合、

縦糸は家系ってことでしょうかね。

あたしのご先祖様はどこで湧いたかもわからない

気がついたら生きてた

なんて由緒悲しい一族です。

どこぞに家系図があるって話も聞いたことがありません。

 

それとも本人の人生ってことでしょうか?

いろいろなことはあったけど、

それほど面白くはないってのがあたしの人生。

この時点で縦糸はふにゃふにゃ。

フロ上がりのオチンチンみたいです。

ごめんね。下品な例えで。

 

横糸は友人知人や仕事の関係者となりましょうか。

これもみんな、なんだか得体の知れないところから

ボワァッと湧いて出てきたような連中ばかり。

武勇伝の一つくらい持ってるわいっ、なんてヤカラは皆無です。

所詮は庶民。巷(ちまた)にうごめく市井の民です。

泣いても笑っても何の影響もありません。

ぜんぜんつまんないわけです。

でも、こんなつまらない人間でも

ホントはナニガシかのドラマを持っているんですね。

それがシリアスなものかコメディなのかは別にして…。

 

■小さな夢? 大それた夢?

 

そんな市井の民をいつかは小説の舞台で輝かせてみたい。

けっこう本気でたくらんでいるあたしなのです。

気がつくと縦糸と横糸が複雑に絡んじゃって、

一生ほどけないまま生きるしかないと

数年前に諦めたあたしの

たった一つの野望でもあります。

 

何年先かは分かんないし、

ノーベル文学賞はハナっから諦めてるけど、

本をたくさん読んで文章の勉強をして

物書きとして生きることを夢見ているのです。

こうやってささやかながら文章を書いて

あれやこれやと空想を楽しんでいる50すぎのオヤジ…。

「ヤダキモ〜」

こっち見んなぁっ!」

自分でも気持ち悪いって思いますけど、

やめられないわ。

楽しいんだもん!

少し仕事が楽になったから、また書くぜぇ!

お覚悟よろしく。

 

 

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