kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

素人文芸誌はキライなのね

ここんとこ毎日、朝から晩までおじいちゃんおばあちゃんの

文集作りに追われています。

彼らは文芸誌と呼んでいますが…。

どこが文芸じゃっ! 腹立つわ、もう。

タチの悪い作文の集まり。

独りよがりで「てにをは」もめちゃめちゃ。

意味が通じない文章を入力するのって、ホント疲れる。

あたし、こういう仕事大嫌い。

手間ばかりかかって、面白味ゼロ。

っていうより、思い切りマイナスだわ。

こういうのに限ってあたしにお鉢がまわってくるのよ。

一番ヒマだから。

しゃーないわね。余剰人員なんだし。……チッ。

 

ところでこのお鉢が回るって慣用句の意味知ってました?

ここでいう鉢ってのは、花を植える鉢じゃないんだよ。

これは飯櫃(めしびつ=炊きあがった米を入れる器のこと)なんだよぉっ!

大人数で食事する際に、なかなかよそったご飯がまわってこないという意味で、

もともとは、やっときたっ、やっと順番がきたっていういい意味だったんだってさ。

いつごろから悪い意味でも使われるようになったのかは不明なんだと。

えへへ、ためになるでしょ。あたしのブログ。

zokugo-dict.com

 

でさ、この自称「文芸誌」。

手書き原稿だから100%文字打ち直し入力です。

だから、担当にクドクド念を押して話してたんだけど、

やるのはいいよ。いいけどさ。仕事だから…。って。

んで、そんとき、

 

ビン詰めの梅干し一気飲みしたくらい

       口を酸っぱくして言ったよな!

 

お年寄りたちが相手なんだからテキストデータでくれとは言わない。

でも、どんなに下手でもいいから日本語で書いとくれって。

言ったよな。こら担当。

お願いだからって、何度も何度もお前に頭下げたよな。

なのにナニこれ、何語よ。

それさえわかんないじゃん。

縦書き二十文字詰め二十行の一般的な原稿用紙に書かれていることは確かだから

たぶん日本語…。だよね…。

ちょっと見てごらん。

びっしりこ汚い文字と思われるものがひしめいちゃって、

見ているだけでも気分悪くなるでしょ。

枠からはみ出して書いているのなんて可愛い方だよ。

問題のこのじじいは、裏にも書いてあるわ。中途半端に。こんなのあり?

どうりで何だか話がつながらないと思ったのよ。

良かったぁ、気がついて。

こういうのが一つあるだけで、作業時間が膨大に増えるのよ。ね。

 

そうですかぁ……だとぉ! こらっ、担当。

 

わかってんのか! ボケッ!

 

字が下手なのを隠すためだと思うけど、

何度も何度も上からなぞっちゃうから、

まったくもって字形不明あんど判読不能。

社内中の誰に見せても読めないのよ。

あのね……。

言葉ってのはね、人に伝えてこそのものなのね。

伝わらなけりゃなんの意味もないんだよ。

どうすんのこれ。暗号だよ。ニイタカヤマノボレってやつだ。

それよりひどいよね。読めないんだから。

 

あたしが解読すんの? そんでリライトすんの? まじ?

 

トホホホホ…。やるしかないのね…。

 

こんな調子で一週間が過ぎました。

新車をいじくりまわす時間もとれず、ストレス溜まってます。

ああ、イライラするわっ!

またね。