kunbeのあれこれ雑記帳

読んでくれた人がクスッと笑えるような事柄を、時には事実に基づき、時にはウソ八百を書き綴ります。

なぜか憎めない四文字熟女

すっかりヒマジンになっちゃったあたしです。

 

仕事はあるけど、締め切りまでたっぷり時間があるから、

真剣な表情さえしていれば、

パソコンに向かってテキトーに遊んでいても誰も文句は言いません。

ウヒヒ。こういうの大好き。

永遠に続けばいいのに……。

 

でさ、ふと思ったんだけど、ちょっとした会話などで

聞いたこともない意味不明な熟語が使われることってあるでしょ?

親しい人になら「なにそれ?」って聞き返せますが、

あまり親しくない方や社会的地位が上の人の場合など

「わかりますわかります。はいはい。そうですよねそうですよね」

なんて、相づちを打ちながら、ごまかしていませんか?

あたしは完全にそうしてます。とくにエライ人のバヤいは。

これでもかってくらい首を振ってキョーレツにうなづいて、

はたから見れば超ゴマスリのイヤな野郎…。

 

ふん!

 

会話は全体を考えれば、ひと言くらい意味不明な言葉があっても理解できます。

ただし、その意味不明の熟語が主題だったりすると、そうもいかず困ったことに…。

 

「人生はムゲンホウヨウですね」

「ムゲンホウヨウ?」

「寂しくなると、つくづくそう感じますわ」

「寂しいんですか?」

「ええ、人のぬくもりが恋しくなりますわ」

「エヘヘ。あたしもそう思います。とくに若いベッピンさんとは」

「な、何を言ってるの?」

「永遠に抱きしめて離さないってことでしょ。エヘヘ」

「あほ! ばか! へんたい! さわるなっ! 訴えるわよっ!」

 

なんてことにならないとも限りません。(ならんわ)

 

ちなみにムゲンホウヨウとは「夢幻泡影」と書きまして、

意味は夢、幻、泡、影、全部頼りなく儚いもので、人生観を表します。

「人生は夢幻泡影。だからこそ大切に生きよう」みたいな使い方をするんですって。

 

 どうでもいいけど「影」ってヨウとも読むんですね。知らなかったわ。

 

何となく聞いたことがあるようなないような。そんな四字熟語っていっぱいあります。

つい最近も、クライアントの美人顏のオバサマさまが打ち合わせで……

 

「セキザンスンスイ。実感できたわぁ。悩み事なんかちっぽけに思えちゃったわよ」

「えへへ。そりゃよござんしたね…」

 オバサマ、あたしをじぃっと見ています。

「あなた、意味わかってるの?」

「へっ?」

「セキザンスンスイの意味」

「……(やべぇ、また始まりやがった…)」

 

このオバサマ、悪い方ではないんですけど、四字熟語が大好きで、

打ち合わせで顔を合わせると必ずっていうほど

難問(あたしにとっては)を出題されます。

 

セキザンがスンスイするってどういうこと?

 

あたしの脳ミソはあわただしくフル回転。

15秒後、黒い煙とともにオーバーヒート。あえなく思考停止です。

再起動拒否の仮死状態。俗にいう死んだフリね。

 

若い頃はきっと美人だったろうなって面立ち。

年の頃はあたしとそう変わらなさそう。

そんな熟女が、答えが言いたくてしょうがない小学生のように、うれしそうに

「うふふ。教えてア・ゲ・ル」

 

ああ、三十年早く、ほかのことを教わりたかった…。

 

あたしの淡い思いをあっさりかき消し

「セキザンスンスイっていうのはねぇ」

嬉々として話し始めます。

「漢字で書くと尺山寸水。高い所から見おろせば山も川も小さく見えるってこと」

わかった? だって……。

 

オバサマ、勝ち誇った笑顔も美しいです。ホントに…。

この方のことを、あたしは密かに「四文字熟女」と読んでいます。

外見も内面も魅力的です。

覚えた四字熟語を披露したくて仕方がない子どもっぽさも、かわいいと思います。

 

ホントにもっと早く出会いたかったなぁ…。

 

30年前にバック・トゥ・ザ・フユーチャーして

「セキザンスンスイ」より

「ムゲンホウヨウ」したいな。にゃへへ。

 

また、つまらんことをくどくど書いてしまいました。

読んでくださったみなさまには、心より厚くお礼申し上げます。

アロハ。