kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

被災者リゾート法はいかが?

九州の地震多発地域にお住まいのみなさんは、

次々と起きる地震に夜も寝られず、

精神的にもまいっておられるのではないでしょうか。

 

震度が「7」や「6」の強烈な揺れは起きていませんが、

震度5以下の揺れは、これでもかというくらいの頻度で起きていますね。

あたしの生息地も地震が多いところで、

震度「5」までは体験しています。

震度「3」でもけっこう激しく揺れます。

こんなのがしょっちゅう発生しているんですから、

ご心痛はいかばかりか…。

心からお見舞い申し上げます。

やつは突然くるから、怖いんですよね。

「また、でかい揺れがくるんじゃないか」

と恐怖と不安でいっぱいの日々だと思います。

 

無責任な気象庁は、今後の収束の見通しも立たないとお手上げ状態。

世界的にも珍しい地震で、過去の経験則が当てはまらない異常事態なんだそうです。

……。

 

あのさぁ、過去の経験則で判断するんなら、調べりゃ誰でも分かるんじゃないの。

 

もっと専門的に地震のことを研究してるのかと思ったけど、

やっぱりぜんぜん役立たずの機関なのね。気象庁…。

 

あたしは個人的に気象庁には厳しいんです。

いつまでたっても予報しかできないから。

その予報も「分かりません」だとさ。

よく言えたもんだね……。

 

日本の専門機関のトップであるはずの気象庁がさじを投げているんですから、

どうなるか予測ができない事態なんですよ。

このままじゃ、九州がまっぷたつになっちゃいそうですもんね。

 

今こそ政府は、思い切って熊本県大分県被災地域全住民を

被害のない地域に避難させましょう。

国民の生命と財産を守ることが第一ですから。

 

被害を受けていない九州地域も含めて

日本各地の温泉や沖縄などのリゾート地に

被災された方々に一時避難していただいて、

ゆったりとした時間を過ごしてもらってはいかがでしょう。

 

宿泊先は各県に抽選で決めていただきます。

高級ホテルからおんぼろ旅館まで格差があっても文句は言いっこなしです。

そのへんは贅沢言わないと約束してほしいのね。

 

「移動・滞在パス」を発行して

被災者の移動や宿泊先の飲食にかかる費用はすべて無料にします。

毎日、温泉や美しい景色を見ながらのんびり過ごしていただくことで、

恐ろしい体験をされた被災者の心のケアは一気に解決できるかもしれません。

 

学生は避難地域の近くの学校へ編入。

ホテルや旅館からの通学ですから、

地元の子供たちの関心を集めるので、すぐに友達になれます。

学校側にはどうのこうの言わせません。

「いいから黙って教えろ」てな具合に強権を発動してもいいと思います。

 

どうでしょう得意の閣議決定ってやつで

ひとつ緊急事態宣言でもしていただけませんかね。

 

野党もそう簡単に反対できないと思います。

予算がかかりすぎるとか、前例がないとか言われても、

ここぞとばかりに

「国民の生命と財産を守ることが国家の第一義だ。

 われわれ政府与党は被災住民を誰一人として見捨てない!」

なんてかっこいい言葉を並べていいんですから。

 

よっ! 待ってました大統領!

なんて国会中継を見ていた国民からは拍手喝采ものですよ。

 

予算も議員報酬や歳費を削減して国民の理解を図ってさ。

さらに天下り団体への予算も大幅にカットした上で

よくわからん特別会計なんかも投入してね。

それでも足りない分は、国債発行でまかなうってことでどうでしょう。

 

国民もそんなに反対しないんじゃないかな?

国民を守る新しい形になるんですから。

もちろん、あたしは大賛成です。当たり前だね。自分で書いてんだから。

んでもって、ホテルや旅館などには

収束したら一定の補助をするという約束で、一時国営化しちゃう。

従業員にはそのまま働いていただいて給料は国が保障します。

 

「いいなぁ。被災者は。ただで毎日温泉三昧だってよ」

「ホントだなぁ。ここにも一発でかいのきてくんないかなぁ」

 

なんて不謹慎な会話があちこちで聞かれるようになりますね。

 

でも、考えてみましょうよ。

あたしが思いつきで書いたこんなプランが本当に実行できたら、

 

災害が起こって被害に遭っても国家が面倒見てくれる。

だから安心して暮らせる。

この国に生まれて良かったと思う。

この国が大好きだ!

大好きなこの国を守りたい。

 

そんな「愛国心」も芽生えるのではないでしょうか。

 

政治が国民に信頼される国家になるチャンスだと思います。

 

でも、いくらくらいかかるんだろう。

熊本・大分県民が300万人として、

ひと月一人100万円の予算なら……。

なんだ、たったの3兆円じゃん。

そう、たったの……ね。

国の予算の32分の1です。

避難が2カ月かかっても予算の16分の1。

あとは宿泊施設への保障だね。

こっちの方が高いかな?

 

でも、もっときちんと考えれば、

なんだかできそうな気がしてきたわ。

 

東日本のときも思ったけど、

こういう国家的災害時には予算の執行予定をストップして

国民の生命に関わる現場医療や福祉以外のすべての予算を

被災地復興につぎ込むってことはできないんでしょうかね。

別に道路や港や空港が出来上がる予定が1年や2年ずれ込んでも

一般の人たちにとって、それほど大きな影響はないわけです。

予算にまとわりついている企業や団体以外はね。

 

そこをなんとかするのが政治なんだけどなぁ…。

 

長々と書いてしまいましたが、

とにかく一日も早い地震の収束を祈るばかりです。

被災地で懸命に踏ん張っているみなさん、

あたしの心は、みなさんと共にあります。

 

だれっ? 顔をしかめたのは?

嫌がらないでよ! プンプンプンのプン!

傷つきやすい年頃なんだからね。

 

では、おやすみちゃん。