kunbeのあれこれ雑記帳

日々の暮らしの中で感じたこと思ったことを、わかりやすく、おもしろく、それなりに伝えようと思います。

願わくば花の頃にて春死なん…

すっかりサボリ癖がついちまって、年に一度更新するかしないかという頻度にまで落ちぶれちまいました。

あっ! もともと落ちぶれてたんだから気にしなくたっていいんだわ。ケケケ。

 

おかげさまで北海道胆振東部地震の影響も収束です。あたしんちは、抜き打ちで襲ってきた度重なる揺れのために、いろんなところの壁や天井のクロスがはがれかけて、一気に貧乏くさい家になっちゃいました。トホホのホ。

あっ! もともと貧乏なんだから特別貧乏臭がきつくなったわけじゃないんだったわ。ケケケ……相変わらずくどいよね……クスン…。

 

当然ですが、業者はみんな安平町や厚真町などの最大被災地域の修復作業が最優先。

はした金で修繕をお願いする、小市民になんかにゃ目もくれません。

少しくらい自分でやればいいのですが、生まれつきの無精者。おまけに不器用、不細工ときてますから、ヘタに手を付けると取り返しのつかないことになっちゃいそうで、春までじっとがまんのよしこちゃんです。あ〜見積りくらい早くしてくれないかなぁ…。

 

あ、そうそう、大切なことを忘れていました。

皆様明けましておめでとうございます

もうじき4月になろうって時にこんなことやってるから、いつまでたってもダメ人間なのね。ったく。親の顔が見たいわ。

 

といっても、 もう遺影でしか見られないのよね。あたしの親の顔…。

 

昨年の5月下旬に母が天に召されました。83歳でした。

もうじき1年が経とうとしています。

一昨年の秋「ガン」が見つかりました。「胆管がん」でした。

年齢的に外科的手術が無理な場所であったことに加え、抗がん剤は副作用ががきつすぎると2回で断念。札幌へ行けば受けられるはずの放射線治療も母は拒否。ただ静かに死を待つという選択をしたのでした。

当初は自宅で過ごしていましたが、食べると吐くの繰り返しで、みるみる弱っていくのがわかりました。日中預けていた2匹のワンコも自宅で留守番をさせ、少しだけ負担を減らしたのですが、体調が急変して救急車を呼んだのが4度。昨年の年明けから入退院を繰り返し、ご近所を騒然とさせてしまいました。

結局、病院で24時間見守っていただく以外、母が生きられる方法は見当たらず、入院して点滴で栄養を取れるようになってからは、ほんの少し元気を取り戻しました。

一報を聞いた妹がイギリスから帰国し、健気に付き添ってくれ、道内に住む叔父や叔母も入れ替わり立ち替わり世話をしてくれました。そしてカミさんも献身的に看病してくれました。

あたしの孫(母のひ孫)が見舞いに来てくれた時は、一体どこが悪いんですか? とツッコミを入れたくなるくらい元気いっぱいでした。

あたしは仕事が終わったら毎日顔を出しました。背中をさすったり、お茶を入れたり、ほんの短い時間でしたが会話も普通にでき、トイレにも行けたので、週末だけ自宅へ帰ることにました。

看護師さんが「それはいいですね。ぜひ、そうしてあげてください」と協力してくれ、土曜日の点滴を少し早めに終えられるように工夫し、日曜日の午後から再開すれば大丈夫なようにしてくれました。母の家には妹が付き添ってくれたので、夜中に病状が急変しても万全でした。そのときの母のうれしそうな顔は忘れられません。

5月も半ばを過ぎた頃、桜が好きだった母に桜の花を見せたいと突然思い出し、少し遠回りして川沿いの桜並木をゆっくりと車で走りました。桜はすっかり散って数えるほどしか残っていませんでした。

「来年はもっと早く見に来ような」。「そうだねぇ…」。ポツリと母が答えました。

その横顔が寂しくて、あたしは、どうしてもっと盛りの頃にここを通らなかったのかと悔しさで胸がいっぱいでした。景色が滲んでいきます。大馬鹿野郎大馬鹿野郎! 心の中で何度も何度も叫びました。あたしの思いは届かず、結局それが最後の帰宅となってしまいした。

その日を境に病状は一気に悪化し、病院に戻って間もなく意識を失いました。

あたしには眠っているようにしか見えませんでした。でも、呼びかけに応えることはありません。

最後の入院から2ヶ月弱。ガンで闘病して半年の5月24日午後3時、あたしや妹やカミさんに見守られながら、静かに息を引き取りました。

 

母の治療については、あたしには後悔しかありません。たしかに高齢者でしたから、あとどれくらいの寿命だったのかはわかりませんが、放射線治療を受けさせていたら、もっと長生きできたのでは…と、それが今でも悔やまれます。

もっといろいろしてあげたかった。してあげられたはず…。

毎日のように母を思い出してしまいます。

あたしももう初老のお年頃ですから、母親が死んだくらいで愚痴をこぼすのはみっともないとわかっていますが、苦労をかけた分、もっと生きてほしかった。

次第に冷たくなっていく母の手を握りながら、母さん母さんと叫び続けていたあの日、あたしは小学生に戻っていたような気がします。

母は偉大です。痛感しています。

 

突然戻ってきて古い話を長々書いてすいません……。

 

そんなこんなで、一昨年の秋から忙しい毎日を過ごしていました。

こぢんまりと身内だけで葬儀を行い、初盆も無事に済ませて、そろそろ遺品整理と片付けも始めなきゃね。なんてのんきに構えていたら昨年9月に大地震も襲来。

飾り棚のガラスが割れ食器が砕け散り、まさにてんやわんや。悲惨なことになっちゃいました。

何から手をつければいいのか、母の家でただ呆然とするばかり。結局業者に依頼して片付けてもらいましたが、しめて20数万円。

母が残してくれた莫大な遺産がなかったら、きっと今も片付いていなかったことでしょう。お母さんありがとう。

…と言えるほど現実は甘かあないやね。ますます貧乏になっちゃいました。ギャハハハ。もう笑うしかないわ。

 

最後に、あたしの大好きな短歌です。

 

願わくば 花の頃にて春死なん その如月の望月の頃   西行法師

安平町厚真町地震

皆様、たいへんお久しぶりぶりです。kunbeです。このブログから遠ざかること半年以上。覚えてくれていた人も、待っていてくれた人も、誰一人いないのは百も承知ですが、のこのこ戻ってきちゃいました。

ご存知の方が多いと思いますが、となりまちの厚真町と安平町で、大地震が発生。あたしんとこは震度5強でした。被害らしい被害はなく、ワンコがおびえてほえ、棚のものが落ちたくらいですみました。かなりビビリましたが、家族全員無事です。

停電が続いているのが一番大変です。

とりあえず報告まで。

 

2018年、戌年。かわいいワンちゃんのためにしたいこと 勝手にベスト3なのね

2018年。皆さんご存知でしたか? 今年は12年に一度しかないという戌年です。

 

お互いの子供たちが巣立ち、再婚して2人暮らしになったあたしたち夫婦。

1年後に新たな家族になったミニチュア・ダックスのプリン(3月に3歳)。

さらにその1年後、コーギーのハナ(初夏に2歳)が新たな家族になりました。

どこへ行くのも、何をするのも、いつも一緒です。ホントめっちゃきゃわいい!

あたしたち夫婦の生活は、完全に2匹の娘たちを中心に回っています。

f:id:kunbe:20180112141708j:plain

f:id:kunbe:20180112141714j:plain

 今回は、このかわいい娘たちにしてあげたいことベスト3を発表しちゃいます。

 

ベスト1はダイエットなのね 「モグワン」で食事改善、理想体型へ

 

 あれっ? 普通ベストなんちゃらって下位から発表するんじゃない? そう思いましたがあたしのバヤいはできそうなことから順番に発表しちゃうのね。

さて、写真を見ていただくとおわかりのように、彼女たちはちょっと太めです。

あたしとカミさんが、ついついドッグフード以外の食べものを与えてしまったからにほかなりません。

すべてはあたしたちの責任。

若いうちはいいかもしれませんが、これから年を重ねていくと、よからぬ病に冒されないとも限りません。そう考えると背筋が寒くなっちゃいます。

そこで今年は密かにダイエットをさせることが第1の目標です。

目標はそれぞれ3キロダウン。実はこの作戦は年末から始めています。

 あたしとカミさんもついつい食べ過ぎてけっこう太め。あたしたちもダイエットしなきゃ! だわ。

彼女たちはあたしたちが食事していると決まってそばにまとわりついて、おこぼれをおねだりします。これを心を鬼にして完全にシャットアウト。20〜30分後「今日はもらえないの?」と、うらめしそうな顔で見上げながら、しぶしぶ自分たちの食事台に向かいます。

そこには、彼女たちが比較的食べてくれるドッグフード「モグワン」に少量の茹でた野菜などをトッピングしたものを用意しておきます。一度口をつけると順調に食べるんです。やっぱ、おいしいんだなって思います。

          モグワンドッグフード2

そのうちこれだけでも食べてくれるようになるでしょう。そうなれば徐々に体重も減って老後も健康な体を手に入れられるはず。めでたしめでたし。……になる予定です。

          あたしたちも負けずにダイエットしなきゃね。

 

 ベスト2 今一番欲しいペットグッズ【ペットドライルーム】

 

あたしんとこの2匹はだいたい1週間に一度、おフロに入れています。

ウェルシュコーギーのハナは超暑がりでおフロは大嫌い。

あたしたちにしては、ぬるめのお湯に抱きかかえて入れていても 、5分が限界。すぐにハァハァハァハァ息づかいが荒くなり湯船から脱出しようともがき始めます。

一方、ミニチュアダックスフンドのプリンは、基本寒がりで「全日本雪の日にはコタツで丸くなりたい飼い犬連合会」なんてのがあったら、代表になれそうなタイプですからあたしよりも長湯ができます。浴槽の縁に顔を乗せて目を閉じているのを見るとホント気持ちよさそうです。

2匹ともダブルコートなので体毛が二層構造になっているらしいのですが、毛足の長いプリンは上の毛がとてもしなやかで、まるで女性の髪のようにサラッサラッになります。下層の毛があるようにも見えません。ハナは、上の毛は大袈裟にいうと〝タワシ〟のような感触。それなりの剛毛です。もちろんタワシほど固くはありませんが、けっこうごっつい感じがします。抜け毛がハンパないのもハナの特ちょうです。

2匹ともフロ上がりのドライヤーが大嫌い。だからいつの間にやら手拭きが恒例行事になっています。これがけっこう大変なんです。マイクロファイバーだかなんだか知らないけど、水分吸収力が凄いって宣伝しているタオルやバスタオルを総動員して拭き上げますが、なかなか乾きません。おかげで初老のオヤジは疲労困憊。翌日の仕事にも影響しちゃいます…。あっ、違った違ったやる気なんか年中ないんだったわ、あたしのバヤい。ギャハハのハ。

で、苦労とか努力とかいう言葉を辞書から削除した人生をふらふら歩いているあたしは、珍しくチマナコで探したんです。「もっと楽に乾かせるものはないか」って。

そしたらさ、神様ってのはネットの世界にいたんですね。

待ってました大統領!じゃなかった、待ってました救世主!です。

その救いの神の名は「ペットドライルーム」

ドライヤーとルームがセットになった快適空間で、オーナーの乾かす手間をはぶく楽チン設計。さらに汚れをサッと吹き飛ばすエアウオッシュ機能搭載。そしてペットにストレスを与えない静音ドライヤー。しかも長毛25分、短毛15分でムラなく乾かしてくれるという、超超超超すぐれもの。

いいことずくめじゃありませんか! すんばらしい!

さて気になるお値段は、なんと税込27000円。うっ、ううっ、思ってたほど高くはない高くはないニャ。ちょっ、ちょっとだけ考えよう。

……。そうだボーナス払いで買えばいいんだ! アーハッハッハッハ! 解決解決。

でも、その前に購入した方の評価はっと。

ふむふむふむふむ。ほほお、ほおほお、なまらいいじゃん。

彼女たちのためというより、自分のために買っちゃうもんねぇ〜! 

これでフロ上がりのドタバタがなくなります。

次の日の仕事に影響しないんです。

だからって、仕事のやる気が出るわけじゃないからねぇ〜! そこんとこよろしく。

  

          

 

 

           f:id:kunbe:20171229115417j:plain

         階段は登れるけど降りられない2匹のあ〜あ、まいったなぁ〜的ひとコマ

 ベスト3はワンちゃんの安全のための床のリフォームじゃいっ! 

 

あたしんちは居間の片隅にある、小上がりの掘りごたつに敷かれている畳4枚以外は、すべてフローリング。 娘2匹がよく足を滑らせます。ついでに床のキズも増えてきました。

床に滑り止めのカーペットを敷こうかとも考えましたが、やっぱ床はフローリングの方が好きなんです。

ホームセンターで購入した床が滑りにくくなるというワックスを使っていますが、効果はいまひとつ。

ヒマにまかせて勤務中に調べていたらこんな素晴らしい床の補修を発見。

名付けて「優床」

 

           

 

フロアコーティングで滑りづらくした上に食べこぼしなどの汚れもつきにくくなるんですって。しかも耐用年数が15年から30年(施工の仕方で変わるらしいです)。

でも、お値段が…。ね。彼女たちは、胴長ゆえに腰を悪くする可能性が非常に高いんです。まだ、若くて元気だから何とかなっていますが、5年、10年とたつと…。いささか不安になる今日この頃です。

あっ、あたしも胴長だから足腰が悪いですよ…。にゃはは、誰も興味ない?

リフォームするよりは安いみたいだけど、まずは資料請求してみます。その後無料見積をしていただいて、予算が折り合えばぜひとも実施したい設備投資ではあります。

今年中は無理かなぁ…。誰かお金出してくれないかなぁ…。

体験した方、連絡ください。

 

f:id:kunbe:20171229115606j:plain

f:id:kunbe:20171229115603j:plain

f:id:kunbe:20171229115559j:plain

f:id:kunbe:20171229115548j:plain

f:id:kunbe:20171229115527j:plain

f:id:kunbe:20171229115543j:plain

春になったら、また芝生いっぱいのヒミツの場所で思いっきり遊ばせてやるからねぇ!

 

 

エッチな地名のエロマンガ島には笑えない悲劇の歴史があったんです

ご存知の方も多いかと思いますが、

日本語でも意味が通じてしまう地名が世界にはたっくさんあります。

とくにエッチな意味になる場合には、ギャハハハって笑っちゃいますよね。

世界各地の地名が「日本語に置き換えたら不適切な意味になるぞ」なんて

考えてつけられたはずがないですから、すべては偶然の産物なのでしょうが

そのものズバリというものが少なからずあります。

海外ではありませんが、沖縄にあるという漫湖(読み方はそのままらしいです)や、

中国大陸にあるチンポー湖。

このチンポー湖にいたっては、土星の衛星タイタンにまであるそうです。

これらはあまりにズバリ過ぎて、声にするのがはばかられてしまいます。

とくに漫湖は無理だわ。あたし的には…。

なんというか、恥じらいというか日本人的奥ゆかしさというか、

性的なものイヤラシいものに興味はあっても、

そのものズバリの単語を言うのってためらわれますよね。キャー!はっずかしー!

まぁ、俗にいうむっつりスケベなんでしょうね。

でも、ためらわれるといいつつ、相変わらず勤務中に特別小難しい顔をして

「世界のエッチな地名」で検索しちゃう。ヘンタイおやじです。

もう誰も止められないヤーメネーターだわ。

そんでもって、うっひゃぁ! すごい! ぎょひぇぇ! などと、

一人浮かれてしまう50代半ばのあたし。えへへ、みなさまお元気?

 

この際だからみなさんにもご紹介方々ご報告させていただいて、

押し迫る年の瀬を少しでも楽しんでいただければと、強く決意しちゃいました。

更新が滞っていた分の反省と穴埋め的な意味合いで

ちょいと長くなりますが、よろしくお付き合いくださいませませ。

 

 

と、ホントはたくさんの地名を紹介しようともくろんでいたのですが、

途中で気が変わっちゃいました。

というのも、ギャハハと笑うつもりでいたのに

ぜんぜん笑えない事実が分かっちゃったからなんです。

みなさんも、あたしがブチ当たった悲劇的事実に触れたら、

たぶん笑えなくなっちゃうよな、そうだ、そうに違いないと勝手に決めつけまして

オーストラリアの東側、バツアヌ共和国のエロマンガ島の歴史の紹介に

焦点を当てることにいたしました。

ごめんちゃいね。

 

 

バツアヌ共和国 エロマンガ島 笑えない残酷な歴史を背負った島

 

f:id:kunbe:20171221104701p:plain

 

オーストラリアの東側にある「バツアヌ共和国・エロマンガ島」。

「地球上で最も幸せな国」に選ばれたこともあるんだそうです。

まぁ、国連やその周辺にいる取り巻きどものやることも

最近はあてになりませんですが…。

 

日本語的解釈でみますと、南半球の太平洋上に浮かぶ常夏の楽園エロマンガ島

子供の頃に文字通り穴が開くまで見たエロマンガがそこら中にあるという

幻想をニッポン男子なら、だれもが思い浮かべたはずです。

 

エロマンガ島 50年間の生存率5%未満

 

エロマンガというのがどういう語族の言葉で

どのような意味なのかは分かりませんでしたが、

調べていくうちにこの土地の悲劇的な歴史が明らかになりました。

島の面積はおよそ888平方キロメートル。佐渡島よりちょっと大きいくらいだそうです。

 

最盛期には10,000人を越える人々がすんでいたといわれるエロマンガ島

その歴史は白人の登場で激変します。

有色人種への偏見と蔑視そして略奪。残虐極まりない所業。

エロマンガ島は、お香などでおなじみの白檀の産地でした。

それを知った白人たちが交易船に乗り込み、続々と島を訪れるようになります。

そして交易とは名ばかりの略奪が繰り返され、

40年後には白檀がほとんどなくなってしまうのです。

その代わり白人が持ち込んだインフルエンザやジフテリアなどの病気で、

島の人口は4,000人にまで落ち込んでしまいます。

さらに隣国のオーストラリアがブラック・バーディングと呼ばれる

奴隷狩りを開始するのです。そんなわけで、エロマンガ島の人口は

わずか100年足らずの間に400人にまで激減してしまうのでした。

お時間のある方は下記のページを一読ください。

あたしは、こんなおバカなブログを書いているのが情けなくなっちゃいました。

 

悲劇の島エロマンガ島

 

上記の筆者も書かれていますが、

こうした人々の大量な死をあらためて欧米人の歴史的責任として

断罪するのは無理な話なのでしょうか。つくづく考えさせられます。

 

ブラック・バーディングの名残なのか

オーストラリアにも「エロマンガ盆地」という地名があります。

島の歴史を知った今となっては、

「そったら名前つけんなやっ!」と強烈な怒りが湧いてきます。

なんでも石油生産のために開発されているようです。

エロもマンガも関係ないのね。

でも、きっと、石油開発の前には農場などで働かせようと

エロマンガ島の住人をかっさらってきて、強制労働させたんでしょう。

想像ですが…。地名はその名残に違いありません(違ってたらメンゴ)。

 

いずれにしても、イギリスを中心に当時のヨーロッパ先進国がやらかした悪行は

いまだに歴史に尾を引いています。

価値観の違いを認めない彼らの横暴さをなんと形容すればいいのでしょうか。

最近よくいわれるテロ行為の根源の一つもここいら辺にあります。

もっと以前からの流れももちろんあります。やはり白人が深く関わっているんです。

少なくともあたしはそのように考えています。

 

さて、長くなりついでに上記の筆者のページから一部抜粋して引用します。

誤爆と称してアフガニスタンの人々を殺戮し、食糧不足をもたらし伝染病を蔓延させ結果的に罪もない人々を大量に死に追いやりながら、一方で英語が達者で思考が欧米化された政治家たちを頭に据え、「人道的」で「献身的」な医療ボランティアを派遣し、「閉塞的な因習的社会から人びとを開放したのだ」と良心のバランスをとる白人たち。かつてキリスト教開明の証であったのと同様に、いまや民主主義と地域貢献は錦の御旗である。

■開放という言葉で異文化を一掃し、復興という言葉で自文化を押し付け、過去の陰惨な歴史の繰り返しをほとんど省みることすらしないヨーロッパ文明(あるいはイギリスに端を発するアングロ・サクソン的価値観か)の傲慢さは、今もほとんど変わらないように感じる。その心性のあさましさは、宣教師であろうと交易者であろうと奴隷商人であろうと本質的な違いはない。そして、この聖と邪をあわせもつ両面性はボランティアと兵士という形で姿を変えて今に継承されている。

そして彼はこう続けます。

■村の人たちが特別にもてなしてくれた夕食で、血合い肉のツナ缶を食べながら、私はどうしようもなく悲しむのだ。ツナ缶がまずいからではない。ツナ缶は村ではご馳走だ。私は村人たちの好意に感謝し、同時にとても幸せである。

■しかし村人の誰もが、欧米や日本ではそれが犬の餌に使われていることをすでに知っている。そして、実際に首都に出れば、人のよさそうな白人たちがスーパーマーケットで抱えきれないほどの「犬用のツナ缶」を買って帰る姿を見ることができる。最低賃金が時給50円であるこの国の人びとにとって、それが30時間分の給料に相当することも知ってか知らずか。

さらに彼はこのようにも述べています。

犬に石を投げるバヌアツ人を残酷だと非難する人々は、バヌアツ人に犬の餌を与えることについては鈍感である。自爆テロを繰り返すパレスチナ人を残酷だと非難する人々は、他人の土地を略奪した過去の歴史については鈍感である。 

 この彼というのは、北九州市立大学の教授、竹川大介さんです。

このページで初めて知った方ですが、文章も上手で行動的な人のようです。

 

あたしは、自分自身がなにも知らずにただ日本語の意味だけで

エロマンガ島を面白いと決めつけ,それに乗っかりくだらないことを書いて

お茶を濁そうとした自分が恥ずかしくてたまりません。

 

隣近所の人が次々と殺されてゆく恐怖をどう表現すればよいのでしょうか。

白人たちがしたことをどう糾弾すべきなのでしょうか。

 

そんなことをつくづく考えさせられた仕事しているふりの平日の午後なのでした。

相変わらず表情は真剣な小難しい顔のままでね。

 

最後にちょっとだけオマケです。

唯一あたしが行ったことがあるインドネシアのバリ島について、

少しだけお話しさせてくだしゃい。

 

インドネシア バリ島 男性の股間を想像してしまう高原

ここにも「キンタマーニ高原」という男性諸氏の警戒感が

一気にレベル4に急上昇してしまうところがございます。

そこには湖もありまして、その名も「キンタマーニ湖」。

多くの日本人男性観光客が

「そりゃあ一般的には2コだろう」

「3コも4コもあるやつぁあ見たことないぜ」

などとついつい言ってしいます(たぶん…)。

しかし、実際はその名のイメージとは180度反対の

とても美しい景色が堪能できるところ。

ただの一度しか行ったことがありませんが、

なにかと思い出してはもう一度行きたいと思わせる魅力的なところなんです。

 

f:id:kunbe:20171221103136j:plain

www.balitou-etabi.com

 

 なんだかさぁ、あくせくあくせく働いてばかりいて定年になっても

再雇用とかで給料半減しても働いて。

「あ〜あ、いつになったら楽になるんだろう」

「こんなはずじゃなかったのにぃ」

などと嘆いてばかりの人生しか残っていないのでしょうか。

 

ああ、バリ島に永住したい。ホントにいいとこだったぁ。

たった1週間しかいなかったけど、生きててよかったって思ったもん。

そのために働こう。せっせとお金を貯めよう。

 

こういう決心が続いたことありません。

だてにダメ人間を50年以上やっているわけじゃござんせんです。

だれか面倒みてくれにゃいかにゃぁ!

服用のナゾ! 風邪薬を服につけるおバカさんは本当にいた!

 

すっかりご無沙汰。皆さんお久しぶりぶりです!

暮れが近づいて毎日寒い日が続いております。

皆様方にはお風邪など召されませんように

なんの力もありませんが、ご祈念させていただきます。

アーメン。

 

風邪といえば、忘れられない思い出があります。 

 

 中学時代、おバカな友人が学生服を粉だらけにして登校してきました。

「最近は風邪薬もずいぶんと進化して、服につけんのがあんだぞ」

友人はマスクを下げて自慢げに言いました。

「ちゃんと〝服用〟って書いてあるべや」

友人は、おもむろにどこぞの病院から処方された風邪薬が入った紙袋を

水戸のご老公様よろしく、あたしたちの眼前に突き出しました。

 

 

「おおっ! ホントだーっ! すっげー!」

驚きと羨望のまなざしで見つめるあたしたち…。

「おれも風邪気味なんだ。少しつけさせて」

友人の周りは人だかり。間違った使い方だなんて疑いもしませんでした…。

 

ウソみたいなホントの話です。

 

でも、どうして服用なんて言うんでしょうか?

ちょいと調べてみました。

 

服用の語源は古書「書経」にあるといわれ, 服に薬理作用があることを示唆している。すなわち薬物を身体に取り込まなくても, 薬効が生じる事を, 東洋人は認識していたと思われる。実際, 薬物を投与せず身体に近接させただけで, 被験者の握力に変化のみられることはオーリングテストにおいて認知されているが, 握力だけでなく, 平衡感覚や関節可動域においても変化が見られる。

国際統合医学会誌 | 薬(サプリメント)は飲まないでも効くのか?EBMに対する批判的見解

山海経』(せんがいきょう)春秋戦国時代に書かれた書。
植物や鉱物の薬効が記載されています。
この本では、身体の外側に薬を「衣服」のようにまとって病気のもととなる邪気の浸入を防ぐことを外服、薬を体内で効かせるために飲むことを内服と呼んでいます。
今日の内服という言葉の語源です。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 というわけで、どうやら着るものにも薬効があるという考えが

中国を中心とした東洋医学にはあったようですね。

だから、おバカな友人の行為もまんざらはずれちゃいなかったのかも…。

 

今となっては、心温まる?思い出です。

 

久々の更新だから、ちょいと短め。

まったね〜!

久々の更新ぜよ

お久しぶりぶり〜っ! すっかりご無沙汰してました。

みなさんお元気ですかぁっ?

あたしはすこぶる元気です。

更新を怠ってたのは単なるサボリ病。

書きたいことは海ほどじゃなかった、川ほど? でもなかった、そうそう山ほどあったのに、「あとでいいや」と一度思ってしまったらこの体たらく。

あとは何かと理由をこじつけ、逃げの一手になっちまいました。

 

2カ月以上も放ったらかして、よくものこのこ戻ってこられたななんて、いわないでね。これからはもっと頻回に更新して行くからさぁ。きっと…。たぶん…。

この2カ月、あたし的にはいろいろな事がありました。

プリンとハナの新たな遊び場所を発見したり、初めて礼文島に行ったり。

書くことはたくさんあったのに…。

そのうち書きますね。

小出しにして、持ったいつけて…ね。

 

 

というわけで、これからもよろしくね!

 

バイナラ。

急いでいたらタイトルつけ忘れたってタイトルよ。ごめんね

一昨日、あたしったら急な発熱に蹂躙されて、会社早退です。

すんごい寒気に恐る恐る体温計を脇の下に入れると、39.9度だって。

ナニコレ?

体温計壊れてるわ。

ギャハハギャハハギャハハのハーッ!

 

すっかりハイになっちゃいました。

 

翌朝に病院行ってとりあえずインフルの検査。

医者が事務的な声で「陰性です」。

だったらこの高熱の原因はナニよ。

調べるのには血液採ってオシッコ採ってウンコも採ってCTやらMRIやら

とにかくいっぱい検査しなきゃダメなんだって。

しかも結果が分かるのは早くて一週間。

へたすりゃ二週間。

まかり間違えば1カ月もかかるってよ。

 

待ってる間に死んじゃうでしょ! このヤブ医者!

 

仕方がないから風邪薬と抗生剤と座薬の3点セットで勘弁してやりました。

 

薬を飲んでしばらくすると、ウソみたいに熱が下がりはじめました。

現代医学ってすんごいのね。抗生剤って最強だわ!

ほんでもって本日はみごと平熱。黙って仕事に没頭しております。

あっ、今はちょっと休憩ね。

めでたしめでたし。

 

あたしの突然の発熱なんかどうでもいいけどさ。

なによ九州の豪雨。

九州地方のみなさ〜ん! だいじょうぶですかぁっ!

 

どうかこれ以上、被害が広がりませんように。

 

今回は短いです。

以上。チャオ。